ここにくれば強さと絆が手に入る 『東京大学護身武道空手部』
こんにちは、東京大学3年生のライターJJです。今回ご紹介するのは、東京大学護身武道空手部。空手と護身空手の違いが気になりますね。どんな違いがあるのか、護身空手特有の魅力はなんなのか、取材してきました!
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ーはじめに、護身空手とはどのような競技なのでしょうか?空手との違いはありますか?
護身空手は、演武と組み手の2種類からなる競技で、空手の一種です。
空手の流派は主に4つあるのですが、東大の護身空手部はメインの4派ではなく、マイナーな流派です。流派で異なる部分は主に組み手の行い方で、例えば東大の護身空手だと防具をつけて体を直に当てて戦いますが、防具をつけないで寸止めする流派もあります。
ー流派ごとにそんなにも違いがあるんですね!年間の主な活動内容を教えてください。
4月ごろに入部をし、6月に個人出場の大会があります。これは全国の同じ流派の大学生が集まる大会で、10月にも同様の大会があります。東大からは主に2年生以上が出場します。7月には1年で1番大きな大会である大学対抗戦があります。ここで4年生が引退し、代替わりをします。8月には4日間ほどの夏合宿が行われ、11月には1年生にとって初めての大会となる緑帯大会が行われます。11月半ばに駒場祭があり、ここでは演武会を行います。
ー普段の活動はどのような感じなんでしょうか?
火曜と金曜の5限後に、駒場第一体育館で練習をしています。火曜は剣道場、金曜は卓球場です。緊急事態宣言下は、zoomをつないでオンライン練習を行っています。家でできる体力作りや型の練習がメインです。
ー人数はどのくらいいらっしゃるんですか?
人数は3学年で37人で、男女比は1:1くらいです。経験者は1学年に1人いるかいないかなので、初心者の方も安心してください!空手未経験者でも、武道つながりで入ってくれる人もいます。
ー男女比が1:1は、東大の部活にしてはかなり珍しい気がします!男女間の仲もいいですか?
はい、男女・学年関係なく仲がいいです!
大学対抗戦の後に打ち上げがあるのですが、そこで上級生下級生混じって学年を超えて仲良くなることが多いです。また季節ごとにもイベントがあって、例えばクリスマス会では部全体でプレゼント交換をしたり、縦割り班でゲームをしたりして仲が深まります!
部という名前ではありますがサークルですし、サークルの中でも団結力を大事にしている方なので、空手や武道に興味を持っている人はもちろん、コミュニティを求めている人にもぴったりの場所だと思います!
ーコミュニティとしても魅力がたくさんですね!護身空手部ならではの魅力を教えてください!
先ほども申し上げたように初心者がほとんどなのにもかかわらず、真面目に練習をする中で上級生になるとみんなすごく上手になるのは、大学から運動を始める人にもおすすめしたい護身空手部の魅力です。また、練習中は真面目に、でも休憩中は和気藹々と、メリハリのある部活なのも魅力です!
ー最後に部活に入りたいと考えている皆さんに一言お願いします。
武道未経験でも、気兼ねせずに体験練習にいつでも来てほしいです。ぜひ一緒に強くなりましょう!
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護身空手部の、武道を極める側面とあたたかい絆を育む側面の両方を垣間見ることができ、とても素敵な部活だと感じました。取材にご協力いただいた東京大学護身武道空手部の皆さん、どうもありがとうございました!