2021秋M3新譜「X-2」 収録曲のお話④ 歩いて行く(feat. 可不)

前回の記事↓

おつかれさまです。のいさんです。

さて、M3も終わりまして2週間。

そろそろ購入されたCDも
リッピングが終わって
それとなく回して
落ち着いてきた頃でしょうかね。
…個人差か。

さて、なんか前回のAnother Motherおよび、
その歌詞の記事が閲覧数妙に伸びてんな~って思いながら
最後の1曲の記事を書いてます。 歩いて行く

↓歌詞はここに置いときます↓


自分で言うのもあれだけど割とえげつないキラーチューンのハードテクノと、
それとなく悪意もあるギミックがみっちり詰まってる3拍子ポップスの後ろに並ぶ、
アルバムのフィナーレのくせに2曲と似つかぬ日陰に咲く花みたいな3曲目。

ここで、ついったーでもお話してた話をそれとなく置いておくと、
本アルバムX-2は、X-1で使ったサウンド、ギミック、コード進行、
メロの動き、テーマというか歌詞というか
などを色々なところにちりばめています。

まぁ、Song Addicted Uはイントロから露骨にSong Curse Uの
サウンド引っ張ってます感出してるけど。
行ってみればあれは小学生でもわかるなんちゃらで、
よーく聴くといろんなところにいます。

この3曲目「歩いて行く」も。そうだね。
気が向いたら探してみてください。

さて、この歩いて行くについてですが、
その話もあるけどそれとは別で、まぁこの曲についてくわしく。

と言いたいけど、noteをいつも読んでくれてる方がいればだけど、
ここで書き綴ってるような話を歌詞にしたためただけなんですよね。

まぁ、それだけにこの歌詞は見た目とは裏腹に、
歌詞の読み解き方の難易度が凄まじくえげつないです。

なので、ここで解説します。
多分この記事こっから先読む前と読んだ後とで、
歌詞の見え方が全く異なってくると思います。

まぁ、ぱっと見歌詞のテーマ自体、割と中高生だ中二病だを漂わせる、
アイアム悩んでるとかジュブナイルみたいな感じの内容で、
いわゆる感情のコントロールや心の置き場、ものの考え方について、
どこに正しさを置けばいいのだろうというはなしだけど、
まぁ、そこはラブソング大嫌い(???)のいさんが筆を執ってるので。
これ普通の歌詞ならどうすればいいんだろ?とか悩むフリやるだけやって
ばつんと切る歌詞に中指立てて、
この歌詞は解決するところまで書いちゃってるんですよね。

迷い 憂い 怒り 嘆き 恨み 妬み 痛み 憎み
そんな世界 意味がない 求めない
抜け出して つよくなれ

まぁ、この辺の感情に依存してる時点でさ、はっきり言います
全員未解決です。 はい。 もっかい言うぞ。

全員未解決です。

要は、不幸の元凶のすべてがその感情起因の中でも、
ネガティブに偏ってる側のものじゃないか。

ポジティブな感情と、それを後押しする論理的思考ががっちりかみ合えば、
そんなマイナス要素なんかしょーもないものとしてすべて消し飛ぶわ。

ネガティブな感情をひとつひとつ(Another Motherみたいに)理解して、
溶かしていけば自分は変わっていけて少しずつ成長出来て
いずれはネガティブがただの無理解の塊であったと気づくことになるんですわ。

ただこの曲の歌詞はそれだけでなく前後に長ったらしく1Aメロ~2Aメロや大サビがついてますよね。

まぁ、のいさんも例にもれずこの事に気づくのに苦労してた時期もあったんですけど、
これを理解した後には明るい未来が待ち受けてると信じていっぱいネガティブを潰して潰してやってたんですよね。
でも、やっとすべてがつながったと思ったらその理解の瞬間にさらなる絶望が待ち構えてたんですよ。



Aメロやサビの話、 特に救いようのない日々というワードついて。

注意:ここからいつものnote記事みたいな…とはちょっと異なるか。
   後半部分がある種怒りというかやるせなさに満ち満ちたの文章です。

色々と日々の雑談をする中で、誰かこのことについて
相談できる人いないかなぁ~ってずっとのいさんは探してたんですよ。
要は、この辺の短絡的思考から沸く感情の無意味さを理解している人を。
あるいは理解を求めている人を。

でもね、いないんですよ。 ね、この文章呼んでるそこの貴方。
上の話この文章読む前から自分の中で首尾一貫証明完了というか、
完全に理解してた? まぁしてる方もいるだろうけど。

うん。一人も出会えなかったんだよ。何千と出会ってきたけど。

まぁ、現時点では出会いは何万人になってると思うけど、
これ理解してるなって人のいさんはほんのごくわずか人しか知らない。
理解できていれば皆共通である行動をとってたり、
ある行動は絶対にありえないというラインがあったりして。
それを体現できているひと。ね。

次第に生まれてきた感覚はね 孤独ですよ。
ちゃんと正面からぶつかって解決しに行こうとした人だれもいないんじゃね!?と思い始めるようになったわけで。
すっごくもどかしくて物凄く寂しくて。
これを証明する場合独りでの努力を強制されるのですかと。

どっかで天才は孤独だなんて言葉もあるけど、
理解を求める観点を持ち合わせている人間が、あまりにも少ない話に
首を突っ込んでしまえば、自然と孤独になるでしょう。

しかし、のいさんの中で芽生えていたもどかしさというのは、当初相談できないもどかしさだったものが
ネガティブが感情はすべてこの短絡的思考からくる感情や感情起因の行動じゃないか!と気づいた瞬間に全く異質なもどかしさに変貌を遂げたんですよね。それが例の絶望。

自分の人付き合いや考え方、ひいては生活にまで直接的に関わる判断力の養成など、万人が理解を求めて然るべきなのに、
なんでこんなしょーもないコモンセンスであるべきような低レベルの話で、
孤独を享受しなくてはならないのだ?

なんでそんなくだらないことで揉めてるんだ?
なんでそんなくだらないことで拳を振り上げてるんだ?
なんで 以下略。

孤独に付随するもどかしさはいつしか、
なぜ周りのみなこの課題を解決することを放棄しているのだという、怠惰に対する嘆きと、
その無理解ゆえに生じる手前の自覚無き他者への攻撃を見るたびに募る怒りと。
無知は罪というがあらゆる無知に対して罪が適用されるのかという途方もない巨大な課題の存在に気づき、まさに木を見て森を見ずだったと
まぁそんな感じ。

森を見るべきところで木しか見ていなかったことに対する絶望感だけでなく、
ほかの方々はみーんな木の根っこのところにあるアリの巣に溶かした金属を流し込んでアリを焼き殺して喜んでいるようなことをしていることに気づいてしまったわけで、絶望の上に絶望ですよ。

誰にも頼れずただ一人戦い苦しみそれでも学び続けて歩みを進める救いようのない日々は一瞬にして、
各々の抱える負の感情が何一つ価値がなく、ただの理解の放棄やそこから生まれる思考行動の歪みによる因果応報、つまり悲鳴はほぼ奇声ばかりであると気づいてしまい、その中で、屍ではなく生者を探し求めて歩みを進める救いようのない日々に変貌しました。

まぁ、こういう特化した勉強をしてると、俺って天才かもしれないって自信過剰になる人もまぁいるって話は聞くけど、
のいさんの場合はこれは無理よね、逆だよ。逆にしかなりようがない。
バカしかいねぇのか?というこれまたしょーもない不信感を生み出す阿鼻叫喚の地獄絵図ですよ。

まぁ上にも言ったけど、バカしかいない説は間もなく否定されます。
一人でもいれば否定されるけど。
ただ、その万人においてコモンセンスたるべきであるような話、
実は特定のカテゴリにおいては本当にコモンセンスだったんですね。
その存在に出会うことができて、自分の中での絶対的自信に、
ようやく安心感を添加することができた瞬間があったりもしましたが、
それはX-3でのはなし。

…さて、ここでこの楽曲の歌詞をもう一回読んでみてください。

この楽曲が、そのカテゴリに属されている方や、
周囲を差し置いて真剣に向き合っている方に届くことを

ひっそりと願っています。

ところで曲の歌詞の文字数が
都市伝説が好きな人が喜ぶやつですけど、
これは意図的なのかそれともたまたまなのか。

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