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碧の仮面 #8 恐れ穴 【ポケモンsv】


続き



*本編はここからです。
この文章から先はゲームのネタバレを含むので

まだプレイしていない方、
もしくはこれからプレイする方は
自己責任でお願いします。


..........................


恐れ穴

ともっこ伝説で語り継がれてきた鬼の住処が
この穴..というわけか。

なるほど。
見る人が見たら怖い場所...というか、
たしかに村の禁忌っぽい....

どうしても鬼に会いたいスグリは
幼少のころからよくこの場所に訪れていたが、
何度来ても鬼に会うことは叶わなかった。

もしかするとその原因は
自分が弱い事に起因しているからでは無いかと悩み、
強くなることに憧れていたわけだが、
その思いに比例して自分を変えれるわけではない。


弱い自分が強い相手を倒せば
この悩みはあっという間に解決し

もしかしたら鬼がひょっこりと
現れるのでは無いか。

スグリはこう思ったそうだ。

そしてどうやら
その自説を試してみたいらしい。
スグリの気が済むなら
存分に戦ってみようか。


その思い受け止めてやるから

勝つ気で来いよ。

いくぞニャローテ


捨て身!?
文字通り全幅の本気で!!



ニャローテ耐えろ!

...これは....相当効く.....
よく、耐えた。




全力をぶつけられて気づく。


スグリは初めて会ったときと比べて
見違えるほど強くなっていた。

鬼に会いたい。

その思いが彼をここまで強くさせてるのか。
...ふう。
気は済んだかい?


スグリが

「僕の通ってるブルーベリー学園でも
一番を取れる強さかもね。」

と笑っていた。

...........
(二人を見つめる影)



鬼の住処の洞窟

へえ、おもってたより....


鬼の住処と言う割には
暗くて狭くてゴツゴツしていて
こんなとこで生活していたというのは
あまりにもつましい。

まて、そんなことしたら
村中がパニックになる笑



洞窟を出ると日が暮れ始めていた。

すっかり話し込んでしまったみたいだ。
ああ、例のお祭りか
ポスターで見たよ
もちろん行くよ
案内よろしくね



三つ目の看板探しは
明日に持ち越して
今日の夜はオモテ祭りを全力で楽しむ事にする

スグリと。







9に続く。


マガジン【碧の仮面】

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