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ここらで桜味について1回語っておきたい。


春の訪れを感じるきっかけは色々あるけれど、私はコンビニの陳列棚にこの光景を見ると「もうすぐ春ですね…!」とウフフな気分になる。

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日頃はお年頃も相まってあまり甘い物を口にしない私だが、桜味に目がなくとにかく大好きなのである。

心の中で一人思っているだけでは好きを拗らせそうだし、ここらで桜味について語らせてもらい、偏愛をこじらせる前に心に余裕を持たせたい。花粉症と同じくゲージが満タンになると発症(?)してしまうのだ。

桜味好きを公言していると、大体人に聞かれることがある。
「そもそも桜味って何味なの?」

それな。
イチゴ味やバナナ味なら分かるのだ。本物を食べてるから。
名付けって大事なもので、ブルーハワイ味なんて名付けによって存在が許されているものだと思う。いまだに??とよく味は分からないし、そもそも青は食欲を減らす色なのだ。なのにブルーハワイというハワイの情景への憧れからか、つい選んでしまう。
”アルカリブルー味”だったり”沖縄海色味”とかだったら絶対買わない。際物すぎる。

話を戻すが、桜味とは…?と薄っすら思われつつも
桜を愛する国日本なので、桜に対する親しみや愛情からか、
しれっと違和感なく毎年春一番よろしく桜味の商品が売り出されている。(うれしい)

変に騒いだが【桜味=桜餅もとい、桜の花や葉の塩漬けの味】だなと思う。
そう、塩味と葉の香りが非常に重要なのだ。

そんななかで桜味loverとして過去に感動した商品を紹介したい。
・LAWSONの『ミルク生まれのさくらグリーンティーラテ』

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飲んだ瞬間革命が起きた。
口に含んですぐに感じる濃い桜の香り。桜の塩味もしっかりと持っているのに、えぐ味など一切ないまろやかな優しい甘さー。桜と緑茶という和の代表同士がお互いの良さを引き立てている。さらに香料は使用していないという事実。

優勝だ。

もしこのさくらグリーンティーラテが人間だったら「人間は恋と革命のために生まれて来たのだ」との言葉をひっさげてすぐさま求婚していると思う。

ただ非常に残念なことに今年はまだ商品の開花(陳列)を確認できていない。ローソンを5軒回った。ない。悲しみを紛らわすため桜味書かれている他社の商品を購入して飲んでみた。
『桜ストロベリー味』なんだそれは。もう苺じゃねえか。と思いつつも、
期待して飲んでみるー。
「苺だ。」
うっすらと桜シロップの味するのが物悲しい。

桜味と名乗りながら桜味でない商品が多すぎるのだ!!!!!
(いちいち入れないが枕詞は「私好みの」がつく。なんとも傲慢。)

そんな中で、
ROYCE‘『生チョコレート[桜フロマージュ]』

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この生チョコレート、桜×ストロベリーのホワイトチョコ×クリームチーズのフレーバー。桜好きが聞いたら少し訝し気に反応してしまう掛け合わせだ(主に私)
でも桜とつくものは試さずにはいられない。商品付属のピックで1粒(1個?)口に入れる。

「美味しい…」

ものは試しにぜひ食べてよかった。桜”風味”の正解例だった。
三位一体とはこのこと。どのフレーバーもお互いを邪魔せず、1つの素晴らしいものとして成り立っていた。
(あまりの美味しさに興奮して2列食べたところでカロリーに気づいてやめた。理性)

もっともっと紹介したいけど宴もたけなわ、うるさくなりすぎそうなので一旦ここまでにしようと思う。桜味についてやんや語れて大満足である。ヤッピー。

全然関係ないけれど、私のカラオケの18番のひとつに
あいみょんの「桜が降る夜に」がある。ぜひ聴いていただきたい。

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ー桜が降る夜はあなたに会いたいと思います どうしてと聞かれてもー

こんな素敵な歌詞なのに、今はさくらグリーンティーラテに対する気持ちにしかならない。はやく出会いたいものである。

ちなみに完全なる余談だが、私はあんこが苦手なので
小さい頃は桜餅を側だけ食べて桜の部分のみを堪能していた。
残ったあんこは祖母が食べていた。ばあちゃんゴメン!


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