2020年北海道ツーリング　3日目その2

初山別を出て海を見ながらひたすら北上。天塩で国道232を外れ、左折して道道106へ。曲がるとこ良く見落とさなかったな〜。自分で自分を褒めてあげたい。次も見落とさない自信はまったくないが。

少し走ると、出ました‼️　オトンルイ風力発電所。28基も並んでいるそうな。どこにでもある風力発電と言ってしまえばそれまでだが、28基を一直線に並べたところと、周りに何もない原野であるという風景込みで、魅力が10倍増しというところかな。これもGoProで風景は撮影したものの、結局バイクを降りて写真は撮らず。また、この先に北緯45度のモニュメントもあったのだが、ここもバイクを降りずにスルー。この旅は、良い景色の中を走り続けたいという欲が勝って&コロナのこともあって、ほとんどバイクを降りずに走りっぱなしだったなぁ。

その先は荒涼とした原野が続く。何もない道を左手に利尻富士を眺めながら、ひたすら北上する。

そんなこんなで稚内に到着。予定より早く着いたので、宗谷岬まで行ってみることにした。フェリーで見ていたツーリングマップルに、宗谷丘陵と白い道のことが書いてあったのを思い出した。もう一度ツーリングマップルで場所を確認してみると、宗谷岬の少し手前だ。ツーリングマップルの表紙撮影地と書いてあったので、これは良い景色に違いない。

はたして、宗谷丘陵は絶景だった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これが日本なのかと思ってしまうほどの開放感。日本離れしているというか、こんな景色にはなかなか出会えない。開放的な丘陵地帯を走り抜ける感動は言葉で説明するのは難しい。

そして白い道である。ホタテの貝殻を敷き詰めた道らしい。ダートでタイヤが取られるので、ゆっくり運転する。これまた、素晴らしい景色だった。

白い道を抜けた後は国道238に戻り宗谷岬に到着。いらっしゃいました、間宮林蔵先生。その奥に「日本最北端の地の碑」。バイクは中に入れなかったので、少し遠いところからパチリ。近くのガソリンスタンドで給油して稚内に戻った。このガソリンスタンド、安田石油店というのだが、日本最北端のガスリンスタンドらしい。最北端給油証明書と店員さん手作りのホタテの貝殻のお守りをいただいた。このホタテのお守りをキーホルダーにつけたのだが、これ以降、GoProの動画には貝殻がハンドルに当たって発するジジジジという音が常に入ることになる（泣）

さて、稚内に戻ってきたが、まだまだ時間があるのでノシャップ岬に行ってみることにした。遠くに利尻富士が見える。今回は見なかったが、夕日がきれいらしい。きっと北海道の西海岸はどこも夕日がきれいだよね、きっと。

そんなこんなでチェックインできる時間になったので、今日の宿、ホテル奥田屋に向かう。ずっと走りっぱなしで疲れたので、チェックインして部屋でまったりしていたら、今日は朝からコーヒー1杯のみで何も食べていないことに気付く。良い景色の連続で食事するのも忘れてた。

Googleマップで調べたら、近くに西條というデパートがあったので、昼食兼夕食の買い出しに出かけることにした。部屋のキーを預けるためにフロントに寄って少しホテルの人と話をしていたら、おじさん(ホテルの方？)が入ってきて「バイクがたいへんだ」とのこと。慌てて見に行ったら、暑さで柔らかくなったアスファルトにサイドスタンドがめり込んで、バイクが傾いていた。ホテルの方に小さい板をお借りしてスタンドの下に敷き、事なきを得た。ありがとうおじさん、ファインプレイだおじさん😭、助かった。

最後にピンチが訪れたが、盛りだくさんだった3日目は更けていった。明日はエサヌカ線経由で北見まで行く。少し雲が出てきたので、明日、雨が降らない事を祈りつつ眠りについた。