介護×野球×農業で地域密着の社会貢献(2022/12/13)】
ルートインBCリーグの武蔵ヒートベアーズが18日、ユニマット リタイアメント・コミュニティとともに野菜を通じた多世代交流イベントを実施した。
同社が運営する介護施設「上尾ケアセンターそよ風」を舞台に、選手と同施設の利用者が一緒に育てた野菜を「採って」「食べて」「地域の人々に届ける(販売する)」というものだ。
利用者の中には、左片麻痺で杖歩行の方もいたが、「昔、北海道で農家していたの。体が覚えている」とアグレッシブに作業へと没頭。
昼食では収穫したネギを選手と利用者で一緒に味わった。
同社は「介護施設のお客様とBCリーグのプロ野球選手が継続的に交流し、それも農業を共同で行っている取り組みは類を見ません。
実際に農作業を行っている時に感じるのは、農園という場所で、一緒に農作業をするシニアとスポーツ選手は『対等な関係』であるということです」とコメント。
「選手のパワーでお客様をサポートすることもあれば、お客様の方が農業知識を選手に伝える場面もあります。
<介護×スポーツ×農業>だからこその相互関係、社会参加の形だと実感しています。
今後、さらに球団と連携し、介護・フレイル予防、地域活性化を推進しつつ、新しい事業展開の形も模索していきたいと考えています」とさらなる進化に力を込めた。
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介護と農業だけでも面白いですが、そこに野球が合わさることで、野球選手が身体が不自由な人の助けになり、
それによって美味しい野菜が収穫でき、交流によって選手もパワーを貰えるという面白い取り組みだと思いました。
介護や農業はなかなか人手にも困っている部分があるかと思いますが、こういった形で参加型のイベントにすれば
その問題にも楽しく向き合っていけるのではないかと思いました。