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第6回イベント「かわら版〜19年の歩み展」(フォーラム八戸ファンクラブ共催)

街の映画館が閉館して約1ヶ月。様々な報道がなされ、どれだけショックだったか、どれだけ映画好きが居たかがわかった日々でもあった。

フォーラム八戸で発行していた「かわら版」はフォーラム八戸と共に19年の幕を下ろした。…と思う人も多いだろう。私たちの団体では終わらせなかった。だってシンプルにフォーラム八戸のファンでもあるし「かわら版」のファンなんだもんっ!ということで執筆していた「フォーラム八戸ファンクラブ」と共催で「かわら版〜19年の歩み展」を2/15〜17の三日間開催した。

かわら版のイメージは僕の中では
「マイ子の映画絵日記」


500号まである「かわら版」の中から制作チームと我々でピックアップしたかわら版を並べる作業はとても楽しく、一枚一枚見応えのある読み物だった。

準備しながらも飲んでいる形跡だけは残してる。


三日間の来場者は想定を超えて「久々に執筆メンバーと会えた」「最近映画見てる?」「元気だった?」と来場者と運営が和気あいあいとした雰囲気になり満足の行く展示イベントになった。さらに言えば「初めてANDBOOKSに来た」という方も多く、ANDBOOKSと言えばカレーが有名でイベント中に売り切れてしまう日も。(カレー屋ではない)
「三方よし!」なイベントだったのではないだろうか!

ANDBOOKSのカレーって美味いよね。


私としては執筆していた方と話すことで「この人が書いているのか」と分かった上でかわら版の映画の紹介文を見ると「あー、この人書いてるっぽい。笑」という気づきがあった。本当に担当ごとに書き方の癖や、熱量が違う。それがすごく面白かった。もっと早く、いや、これからも見れたらよかったなーと少し干渉に浸ってしまった。

トークイベントでは今までのスタイルとは違いフォーラム八戸ファンクラブへのインタビュー形式のトークイベントをやってみた。
少しではあるが質問と回答をシェアさせていただければと思う。

Q.そもそも「かわら版」とはどのようなフリーペーパーとして作成されていたんですか? 
→フォーラム八戸では年間300本の新作映画が上映されていた中で是非この作品を見てほしいという作品をピックアップしてお届けしたいというフリーペーパーでした


Q.かわら版を発行するきっかけはどんな感じだったんですか?
→フォーラム八戸ができる前は八戸で単館系の映画が見ることができなかった。市民の映画館を作る会がお客さんに来てもらうには情報発信する必要があるのではないかというのがきっかけ。その後、シネマウッド(市民団体)と作戦会議のメンバーが合流し共同で制作するようになりました。

Q.かわら版の制作についてですが紹介記事はフォーラムからの指定?かわら版チームで選定?
→フォーラム八戸から予定をもらって作品を選定して作成してました。メイン500字、そのほかは100〜300字で構成していて執筆者は私の無茶振りです。笑 
得意ジャンルがある人(香港映画、フランス映画など)には適した作品をお願いしてました。あ、でも2017年に公開された「ヨーヨー・マと旅するシルクロード」は初めて会った時からヨーヨーマ似てて羨ましいなーと思っていた執筆者にお願いしました。笑
作品選びと執筆者選びがとても楽しかったんです。

インタビューは一部のみの掲載となるが非常に楽しい空間だった。というより制作メンバーの方々が優しい人たちでその雰囲気がとても良かったんだと思う。あったかい空間でした。

今回のイベントの試みとしてTwitterのスペースとリモートでの参加を実施してみた。

スペースは過去の参加者から提案を受けた。
最初は難しいのではないかと思っていたがチャレンジということで急遽決めた。今後はこのタイプのトークショーを企画する際は使ってみたいし、次はちゃんと告知できるようにしたいと思った。

リモートは少し失敗に終わってしまった。回線なのかなんなのか…まだ改善の余地ありというところでご愛嬌いただければと思う。

イベント後のギチギチ感。感無量です。


今回のイベントで思ったのは「久しぶり」という声が多かったことだ。執筆していたフォーラム八戸ファンクラブの人たちも実際にメンバーと会うのは久々だろう。お客さん同士でもそんな交流があった。
果たして、映画館とは映画を観るという機能だけで完結していたのだろうか。
そんな素敵な映画館があったことをこれからも忘れないで、この活動を続けて行きたいと改めて思った。

改めて今回の企画を一緒にやらせていただいた「フォーラム八戸ファンクラブ」と参加していただいたお客様、この展示イベントをご相談させていただいたフォーラムシネマネットワーク様、特集していただいたBefm様、記事にしていただいた八戸経済新聞様、東奥日報様、そしていつもホームとして会場をお貸ししていただけるANDBOOKS様に感謝いたします。ありがとうございました。


さて、今後の八戸で面白そうなイベント情報も入ってきたのでご紹介させていただきたい。


上映会情報①

上映会情報②
2023年10月15日(日)
「スタジアムdeシネマ」というイベントが企画されている。
作品詳細は確定次第追って報告するが非常に楽しみな上映会イベントのひとつで、こちらのイベントは2021年10月11日に「犬部!」を上映した。
スタジアムの大型ビジョンに映し出され、スポーツと映画がリンクするとても面白い取り組みで興味津々である。
ぜひ近くなったら詳細をアップさせていただきたいと思います!

我々の団体の今後のイベントは



3/18
これからも映画の話をしよう
2022年私のアカデミー賞!
ANDBOOKS[分室]
19:00〜21:00
参加希望の方は下記フォームよりお願いいたします。


かわら版デラックスでもやっていたこの企画。自分の中の賞を勝手に決めて勝手に発表しようというコーナー。昨年12月にもやった「BEST3」企画に似ていますが自分の賞というのは誰しも心の中にあるはず。

筆者(ミゾグチ)の場合

私の心のブロマンス賞は「RRR」
そうだよ、こういう生々しいドキュメンタリーが見たかったんだよ賞は「ナワリヌイ」
縁側でビール飲みたい賞は「恋は光」

の三作品を予定しています。見返すと他にも入ってくるかもしれない…
1人であーでもない、こーでもないをするのもいいかもしれませんね。
私はそういう時間めちゃくちゃ好きです。

3月のイベントもお待ちしております!

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