デザイン思考ってなに?
おはようございます!
本日は、デザイン思考についてです。
デザイン思考とは
デザイナーやクリエイターが業務で使う思考プロセスを活用して、前例のない課題や未知の問題に対して最適な解決を図るための思考法です。
といっても抽象的すぎて分かりづらいと思うので他の言い方をすると…
ユーザーも気づかない本質的なニーズを見つけて、変革を起こすイノベーション的な思考法
となります。
デザイナーやクリエイターが創造するとき、顧客は「あれを作って欲しい」「ここを便利にしてほしい」と言ってくれないわけです。
でも、実際に作られたものを手に取ると、
「あ〜ユーザのことわかってる!」となりますよね!
これは、ユーザーが潜在的に思っている不満点を掘り起こして、ユーザーが気づかないうちにその問題を解決しているわけです。
これをビジネスに活かしたら、より良い商品やサービスが生まれるよね!ということです。
注目される理由
デザイン思考が流行った背景に、市場構造の変化があります。
かつては、「ニーズ」を調査し、それに合った商品を作れば売れる、そんな時代でした。
しかし、ここ最近はVUCAの時代と呼ばれ、変化が非常に激しいです。
膨大な情報が行き来する中で、人々の好みやニーズも様々。しかもコロコロ変わります。
そこで、何を作ったら売れるか、分かりづらいのです。
そこで、課題、ニーズを見つける上で必要な思考法こそがデザイン思考というわけです。
アート思考との違い
よく比較される2つの思考法です。
どちらもアイデアを創り出す考え方です。
比較してみましょう。
デザイン思考
起点はユーザーのニーズ。
複雑化した世界から、ニーズを見つけるために課題を問い直し、深掘る、削り取っていくイメージの思考法。
アート思考
起点はクリエイターの発想や考え方。
ニーズに関係なく、非現実で独創的な発想からスタートして、洗練させてアイデアを創り出す、膨らませていくイメージの思考法。
最後に
以上、いかがだったでしょうか。
どちらも長所・短所を持つので、どちらが必要か、使うタイミングを判断する必要がありますね!
私は以前にデザイン思考を使ったトレーニングをしていたことがあるので、少〜し知見があるかなと思っています。
次はアート思考に触れてみたい!
ではまた!
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