見出し画像

2024年上半期 個人的映画ベスト3

お久しぶりです。せまるです。

毎月観た映画について書こうと思っていましたが、思いのほか仕事やプライベートが多忙になり、書く暇がありませんでした。
それでも映画は見続けていました。昨年以上のペースで映画に向き合い、サブスク作品も含めるとかなり観まくった日々でした。
そして早いもので2024年も7月に突入し、上半期が終わりました。
ということで2024年1月から6月に劇場で観た映画の中で、個人的に満足度が高かった映画3選をご紹介します!

ちなみに上半期中に24作品、26回の劇場鑑賞という記録になりました。



① トラペジウム (2024/05/10公開)

〔人気アイドルグループ 乃木坂46の元メンバーである高山一実がグループ在籍時に雑誌にて連載していた小説がアニメ映画化された作品。
人気アイドルになることを夢見る主人公 東ゆうが東西南北から集まったアイドルグループを結成し、その過程と葛藤を描いている。〕

私自身が乃木坂オタクだったということもあり、作品のことだけでなく作者のことも原作小説がどのような背景の下で生まれたのかも把握していました。ただ小説を読んだのも数年前でストーリーやキャラはあまり覚えていなかったので、ほぼ新鮮な気持ちで鑑賞しました。

端的に言うと非常に満足度が高かった1作でした!
公開直後はとあるツイートにより炎上に近い注目のされ方をしていましたが、徐々に肯定する意見や深いトラペジウム沼にハマる人が続出し、公開から2ヶ月経過した今も満席を記録する等、高い支持を得ています。私もその沼にハマった一人です。今作は3回鑑賞し、グッズやサントラのみならず、原作小説も再度買い、スイーツパラダイスのコラボメニューも食べてきました。

キャラクターとその声優の演技力や劇中歌や主題歌など、非常に良かった点は多かったですが、特段に素晴らしいと思ったのは名采配と言える原作ストーリーからの改変でした!登場人物の設定や出てくるタイミングを映像化した時にわかりやすくかつ好感を持ちやすくなっていました。鑑賞後に原作小説を読んで違いを楽しむというエンドコンテンツみたいな楽しみ方もできました!

今作のアニメーションを手がけたClover Worksは昨年末は「SPY×FAMILY Code:White」を、そして6月には「劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!Re:」を公開させており、8月にはその後編も公開予定です。
また主人公の東ゆう役を演じた結川あさきは新人声優でありながらも、魅了されるような声色と演技力による圧倒的な存在感を劇中で発揮しています!今月より放送開始されるTVアニメ「逃げ上手の若君」でも主人公を務めています。

今一番勢いがあるアニメーションと声優陣プラス話題性、そして観た人の心を掴むストーリー、アニメ映画としてこんなに素晴らしい映画はないよ!と思わせてくれた「トラペジウム」が上半期の個人的なベスト映画でした。


② マッドマックス:フュリオサ (2024/05/31 日本公開)

〔人気シリーズである「マッドマックスシリーズ」の最新作。
2015年公開の「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の前日譚であり、孤高の女戦士 フュリオサの反省を描いた作品。
アニャ・テイラー=ジョイが主演を務め、アベンジャーズの雷神ソーでおなじみのクリス・ヘムズワースが今作のヴィランを演じている。〕

ついにこの日が来たか!と待ち望んでいた作品です!
マッドマックスシリーズの大ファンであり、前作を何度も見てその世界観にハマっていました。

マッドマックスは公開される時代の世情や問題を描く社会性のある作品という一面は今作にも上手く反映されており、そこも含めてマッドマックス感が十分に楽しむことができました!
ジョージ・ミラー監督が70歳超えていながら、今作を手掛けたというのが信じ難いくらいに最高なマッド感と共に最高の戯劇作品を堪能できます!

最高の戯劇作品と言える所以は、まずシリーズでは初めてストーリーが章ごとに分かれており、フュリオサの幼少期から成長し反逆の戦士になるまでの過程がわかりやすく描かれています。思ったよりも幼少期の描写が長く、バックボーンなどもしっかりと描かれているため、そこからも完成度の高さを伺えました。
また全編通して語り部がストーリーを案内してくれたのも世界観への没入を促す見事な演出でした。
そしてなんといっても「そうはならんやろ!」とツッコミたくなるほどのカッコイイの応酬が9年経った今も色褪せずに楽しめたのも今作の魅力でした。


③ ゴジラ×コング 新たなる帝国 (2024/04/26 日本公開)

〔ハリウッド版ゴジラで有名なモンスター・ヴァース待望の最新作。前作では香港を舞台に殴り合っていたゴジラとコングが、今作では地下帝国を支配する未知なる種族による地上侵略に立ち向かう。〕

こんな映画、誰が嫌いになるんだよ…。
こう思ってしまうくらい面白かったですし、さらにモンスター・ヴァースにハマりました。もちろん前作までの作品は見てましたが、怪獣映画にしては絵面もストーリーも暗くて複雑なイメージがありました。
ですが今作は考える余地がないほど明瞭なストーリーで思考なしで楽しめました。ただ単純にかっこよくて面白くて何が悪いと監督の主張が伝わってきました。

今作の最大の魅力は怪獣た(タイタン)の表情にあります!
もちろん英語も日本語も話さないタイタンですが、前作までよりも表情や思考がわかりやすくなっているため、愛着を持って観ることができました。喋っていないのに声と字幕が見えました。この点はかの有名な「地球最大の決戦」での鳴き声討論会を彷彿させるものを感じました。

何気にゴジラって2024年に既に3本も作品が劇場公開されているんですよね。

・ゴジラ -1.0/C
・ゴジラ×コング 新たなる帝国
・ゴジラvsメガロ (GEMNIBUS Vol.1内にて)

私が物心ついた時にはゴジラ ファイナルウォーズが公開され、高校生の頃にシン・ゴジラが公開されるまで長い間ゴジラを映画館で見る経験が無かったので、こんな短期間にゴジラを楽しめる時代になったとはなんてすばらしい時代なんだ!とつくづく思いました。


以上が2024年1月から6月までに鑑賞した映画のベスト3でした。
また気が向いたらこのように映画について紹介したり語ったりしたいと思います。
みなさんの今年観て面白かった映画がありましたら、気軽にコメントなどで教えてもらえると嬉しいです!

ご一読ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?