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Open your universe

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Open-verseへの旅が始まる。
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記事一覧

生成AIの力を借りて、アートを個人主義から解き放つ

2023年7月以来、生成AIと共に作品を作り続けています。 生成AIは、私の書いたプロンプトによっ…

俵屋年彦
5か月前
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「むこう側」の世界にいる津原泰水さん

敬愛していた小説家・津原泰水さん。まだまだたくさんの作品を生み出してくれるものと楽しみに…

俵屋年彦
2年前
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我慢できなくなり「Midjourney」に自分で入力しました。

AI画像生成サービス「Midjourney」。3週間、ずっと閲覧を続けてきましたが、ついに我慢できな…

俵屋年彦
2年前
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VRの「お砂糖」関係は、甘いだけではなく変幻自在なコミュニケーションの象徴

VR空間でアバターが生み出す性差を超えた親密な関係を「お砂糖」と呼びます。これは「甘い関係…

俵屋年彦
2年前
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アラン・ケイが構想したパソコンは実現していない。論文集「アラン・ケイ」を読む

今から30年前の1992年に出版された「アラン・ケイ」という題名の書籍は、評伝も載っていますが…

俵屋年彦
2年前
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「パソコン創世『第3の神話』―カウンターカルチャーが育んだ夢」で、初心に帰る

パソコンの発明には、2つの説があります。2007年10月出版の「パソコン創世『第3の神話』―カウ…

俵屋年彦
2年前
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「ミライをつくろう! VRで紡ぐバーチャル創世記」。GOROmanさんに直伝された衝撃

5月24日は、私の没入型VR初体験の記念日です。長い間、観察型VRのSecond Lifeを楽しんでいた私は、Oculus Rift DK1で驚いているYoutube動画を知っていましたが、解像度が低いので魅力的な体験はまだできないと判断していました。 その誤った考えを打ち砕いたのが、2014年5月24日に開かれたUnity道人会の休憩時間に体験したOculus Rift DK1でした。GOROmanさんがアテンドしてくださり、「Miku Miku Akushu」と「Rif

「シリコンバレー創世記」を読む。大学と地元企業の密接な交流の大切さと時代背景

2000年1月出版の「シリコンバレー創世記―地域産業と大学の共進化」 (磯辺剛彦著)は、シリコン…

俵屋年彦
2年前
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アラン・ケイはコンピューターを「万能の物まね機械」と定義。「パソコン創世記」を読…

ゼロックス社のパロアルト研究所に籍を置くアラン・ケイとアデル・ゴールドバーグは、1977年に…

俵屋年彦
2年前
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「パソコン創世記」序章を読む。パソコン開発は、人類滅亡の恐怖が引き金となった

核戦争による人類の滅亡。広島、長崎の原爆投下以来、その可能性はずっと続いていました。そし…

俵屋年彦
2年前
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「オタク経済圏創世記」。モーツアルト、レンブラントの起業家精神に学ぶ

2019年11月に出版された「オタク経済圏創世記 GAFAの次は2.5次元コミュニティが世界の主役に…

俵屋年彦
2年前
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「メディア・アート創世記」で再確認するVRアートの大きな可能性

札幌市は、文化芸術に代表される創造性を活用して街を活性化する「創造都市さっぽろ」を掲げ、…

俵屋年彦
2年前
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「セカンドライフ創世記」を読む。画一的な近代都市計画との闘いが設計の原点に

今話題のメタバースの原点とも言える「セカンドライフ」は、2003年の発足当時、とてもユニーク…

俵屋年彦
2年前
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「電網創世記」でインターネット・ブラウザの血生臭い歴史を振り返る

4月22日は、インターネット普及の起爆剤になったウェブブラウザNCSA Mosaicが、1993年にリリースされた日です。Mosaicは、文章と画像をレイアウトでき、操作もわかりやすく、インターネットを研究者の道具から、一気に世界へと解放しました。 2002年11月に出版された「電網創世記 インターネットにかけた男たちの軌跡」(滝田誠一郎著)には、Mosaicに出会って衝撃を受けた富士通の菊田泰代さんの話が出てきます。富士通はMosaicを日本語化した「インフォモザイク」を