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ファントマス

ファントマス (Fantômas) はアルセーヌ・ルパン同様のフランス怪盗もの。何度も映画化されている人気シリーズです。

フランスでは現在、60年代に製作されたバージョンが有名ですが、紹介したいのは1913年から14年にかけて5本撮られた、ルイ•フイヤード (Louis Feuilade)ものです。

オススメポイント5
1. スピード感あふれる展開
無駄な説明や布石といったものはなし。ぐいぐい進みます。残り15分になっても顚末が読めません(笑)

2. ファントマスの悪役っぷり
迷いなし、容赦なし、自分の利潤のみを追求した行動がストーリー展開の鍵。

3. 100年前のパリ
時々、パリの街頭でロケ撮影されており、戦後のスタジオ映画に比べると、リアルで面白い。

4. 動かないカメラ
当時はカメラは固定が原則。カット割も少ない。アクションシーンは俳優さんの運動頼り。

5. タンタンのモデル? 敏腕記者Fandor
無能な警察を傍目に、シリーズが進むに連れて活躍が目立っていく、元祖イケメンアクティブ新聞記者。

古いのでネットで探すと出てきます。無声映画だから何語で見てもなんとなく分かってしまいます。

ちょい見  https://www.youtube.com/watch?v=a8fG1rUdAbM


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