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【観ずに死ねるか!】アマゾンプライムビデオで見れるおすすめ邦画20選(+α)

どーも。
気づけばアマゾンプライムビデオにどっぷりなチャーリーです。

正確に数えたわけではないですが、アマゾンプライムビデオで少なくとも300本は映画をみているはずです。

アマゾンプライムは、当初は急ぎの買い物で使うので会員になっていたのですが、今となっては「買い物 < ビデオ」 ですねぇ、会員である大方の理由は。年間の費用が上がったとはいえ、この金額で見放題にしてもらえているのはありがたい限りです。

ってことで、今回はふと思い立って、アマゾンプライムビデオで観れる映画作品のなかで、おすすめの邦画を20本ピックアップしてみました。洋画はまたいずれの機会に。

この20個の作品は、いずれもおススメです。もちろん好みが別れるものもあるとは思いますが。おすすめの順位はたいして厳密ではないのですが、一応、なんとなく今の気分で上位から並べてみます。

では、はじめます。

いま、会いにゆきます(2004年)

いやぁ、これを一番上に置くのは勇気がいりましたw
でも好きなんです、これ。映画館で涙をこらえたなあ。家族愛がたまらんのです。
竹内結子好きになったなあ。そして雨の季節もちょっと好きになりました。
ジャンルは「恋愛+家族愛+ファンタジー」ですかね。

鍵泥棒のメソッド(2012年)

監督の内田けんじ氏は、デビュー作の『運命じゃない人』のときから大注目していたんですが、本作も脚本はピカイチ。お金も使えるようになって、メジャーな役者さんを起用しても、しっかりと彼のテイストを貫けているのが素晴らしい。香川照之さんの演技を堪能できる映画でもあります。多少緊張感が漂うシーンもありますが、おおよそ緩い雰囲気でクスっとさせられる箇所が散りばめられています。あと、なんだかんだいって自分はヒロスエ好きなんだなってことを再認識しました。

八日目の蝉(2011年)

角田光代さんの原作がまず面白い!登場人物たちの心のうちを想像するだけでいたたまれなくなってくる。
そして、その良さを殺さない、見事な演者たち。特に、難しい設定の役を演じた井上真央にしびれた。表情のひとつひとつが見逃せない。小池栄子はこの映画で、この方の役者としてのセンスに驚かされました。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年)

飛行機の中で観たんですが、両隣の人に泣いてるのを隠しながら見るのが大変だった記憶があります。『いま、会いにゆきます』と同じく家族愛ものです。僕は家族愛ものが好きなんですかねぇ。
杉咲花のパワーも感じられるますし、何より宮沢りえが良い役者さんになったなあとしみじみした気持ちで観てしまいました。

パッチギ!(2004年)

本作は、今までピックアップした作品と比べると人により好みが大きく別れそうな映画ですね。僕にとっては「1960年代後半の京都」「在日韓国・朝鮮人」「フォークソング」というこの映画を形作るどの要素も新鮮で、好奇心をそそられました。そして、沢尻エリカの可愛らしいこと!
今となっては、沢尻エリカを筆頭に、塩谷瞬(二股騒動)、高岡蒼佑(不倫&逮捕)、小出恵介(未成年者との不適切な関係)などなど、主要キャストの多くがその後世間を騒がしたヤンチャメンバー勢ぞろいの作品という意味でも感慨深いですねぇ。

そして父になる(2013年)

自分が男だっていうのもあるでしょうが、いろいろと考えさせられる映画でした。福山雅治、リリー・フランキーという2人の父親がどちらも唸らせる演技。女性陣は強く出過ぎず、そのキャスト間のバランスも良かった。

フラガール(2006年)

わかりやすいストーリーですが、それでいいんです!
期待を裏切らないストレートなぶつかり合いが生む感動!観終わったあと、スッキリします。松雪泰子も蒼井優もサイコー!

カメラを止めるな!(2017年)

言わずとしれた大ヒット作。事前に面白い面白いとあれだけ聞いたうえで観たにもかかわらず、本当に面白かった。何度も観返したくなる愛おしさにあふれています。

かもめ食堂(2005年)

ヘルシンキで日本人が経営する食堂のお話。ホッとさせられつつ、登場するおにぎりとシナモンロールが食べたくてたまらなくなります。

歩いても 歩いても(2007年)

『万引き家族』で世界的にも有名になった是枝監督の作品は好きなものが多いんですが、特にこの作品はお気に入り。阿部寛と夏川結衣という、ドラマ「結婚できない男」(続編じゃないほう!)のお二人が夫婦役というのもいいですし、何より樹木希林の演技に引き込まれます。人生のほろ苦さと、女性の強さを静かに感じられる佳作です。

アフタースクール(2008年)

『鍵泥棒のメソッド』に続いて内田けんじ監督作。この監督が得意とする、いわゆる伏線回収系ですが、適度にゆるくって本当に好きなんです。『カメラを止めるな!』と同じく見返したくなる作品。

それでもボクはやってない(2007年)

公開当時かなり話題になっていた痴漢冤罪モノ。自分が男だってのもあって、自分がこの立場になったらどうするだろうと、自分事のように感じてしまいガッツリ惹き込まれました。警察の捜査方法や人質司法について考えさせられる作品でもあります。

リトル・フォレスト 夏・秋(2014年)

東北の田舎の小さな集落で、自給自足のような暮らしをしている女性が主人公。物語性は少ない。田んぼで稲を育て、畑で野菜や芋を育てる。グミの実を積んでジャムにしたり、くるみや栗を拾って保存食にしたり、イワナを釣って南蛮漬けにしたり、鴨をしめたり。食べるシーンがとにかく多いんですが、どれも美味しそう。田舎での生活の知恵も散りばめられていて、観ていてまったく飽きません。これが気に入ったら続編の『リトル・フォレスト 冬・春 (2015年)』も是非。

ぐるりのこと。(2008年)

橋口亮輔監督作。夫婦のわずらわしさと、夫婦の良さが描かれています。おしつけがましくなく、それでいて伝えたいことは伝えきっているからか、観ている最中はやや物足りなくも感じるんですが、見終わってからじわじわきます。自分は結婚前にしか観ていませんが、結婚後の今見てみると見方も変わってるかもしれません。

百円の恋(2014年)

安藤サクラが凄い凄いとは聞いていましたが、この映画の彼女を見て大納得!
前半後半での彼女の切り替えっぷりを満喫してほしい作品です。タイトルに"恋"と入ってはいますが、恋愛要素よりもスカッと要素のほうが強いんで、お間違えなく。

復讐するは我にあり(1979年)

今回紹介する中で、唯一の20世紀の作品。ほかにも2000年以前に撮られた作品で良い作品もありますが、やはり全般的にAmazon Prime Videoは特に邦画に関しては2000年以降に偏りがあります。
主人公を演じる緒形拳。ふてぶてしく粗野で強引ではあるが少なからぬ魅力があり、見るものを惹きつけます。そしてタイトルにも現れていますが、キリスト教の要素が少し混じっていることで、独特のテイストに仕上がっているところに特徴があります。今見ても十分楽しめます。

恋の渦(2013年)

自分が大好きな「ポツドール」の三浦大輔氏による舞台用の作品が、映画化されたものです。三浦氏の作品は舞台上での緊張感が半端なくってそれこそが醍醐味なんですが、それをこの映画の監督の大根さんは忠実に映画化することができています。有名な役者は出演していませんが、役者の皆さんは男女問わず見事にバカっぽさを醸し出すことに成功していて、イライラさせられつつも観入ってしまいます。

クワイエットルームにようこそ(2007年)

松尾スズキ氏の監督作品ってことで、気軽に観てみたところ意外に重くて意表を突かれた作品。人の嫌なところと良いところが4:6ぐらいで描かれていて、しっかりと嫌な気持ちにもなり、そのぶん良い気持ちにもなれる作品です。登場人物の1人を演じるクドカンがぶっこんでくる笑いにより、シリアスになり過ぎないバランスも良いんです。

海街diary(2015年)

『歩いても 歩いても(2007年)』と同じく是枝監督作品。有名若手女優4人を集めた、お気楽な映画かと思いきや、涙腺を自然にかつきっちりと刺激してくれる良作でした。4人それぞれが良い子たちで、心がギスギスしているときに見るのにおススメです。海だけでなく山もある、鎌倉という舞台もステキです。

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年)

阿部サダヲと蒼井優、2人の演技に痺れます。激しい蒼井優、受け止める阿部サダヲ。ストーリー展開が予想を裏切ってくるのも自分にはポイントが高かったところです。幕の引き方は賛否別れるところでしょう。

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と、以上20作を選んでみました。

本当は、小津監督の『東京物語』や、川島雄三監督の『しとやかな獣』なんかの古い作品も入れたかったのですが、現在(2019年10月時点)はAmazon Primeでは見れず。

こうしてみると、普通に、一般的に評価が高い有名作が並んでしまった印象があります。次回やるとしたら、比較的知られていない作品や、一般的には評価は低いが自分が勧めたい作品を選んでみようと思います。

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