キネ坊主の映画人生を紐解く⑦

関西の映画シーンを伝えるサイト「キネ坊主」を運営しているぐっちょんです。

昨日は、センター試験初日の夜に映画を観た際のエピソードを書きました。

今回は、高校2年生の時にあった出来事を…

『ライフ・イズ・ビューティフル』(1999)

[収容所に送られたユダヤ人の父親が幼い息子を生きながらえさせるためにとった意外な作戦をぺーソスあふれるタッチで描いた作品。1939年、ユダヤ系イタリア人のグイドは、小学校の教師ドーラに恋をする。彼の純粋さに惹かれた彼女は結婚を承諾。やがて可愛い息子も生まれ、3人は幸せな日々を送っていた。そんなある時、彼らに突然強制収容所への収監命令が下る…]

ユダヤ人の親子を描いた作品は近年でも多くありますが、こちらはユーモラスで笑顔を絶やさないで観れる作品。ナチス・ドイツの強制収監所で、どんなに過酷なことがあっても、グイドは希望を失わず、息子のために最後まで嘘をつき続ける姿、その最後にはグッときながら、儚げにも感じました。「どんな状況下でも人生は生きるに値するほど美しい」という思いが込められたタイトルが素晴らしいですね。

さて、この映画が公開されたのは1999年の4月。まず、GWに三宮アサヒシネマで観ようとしたのですが、満員御礼状態で観れずじまい。でも、ロングラン上映することを願っていたら、部活(水泳部)の県大会開催日(6月下旬の週末)の際にも、まだ公開されていくことに気づく…

当時の私は、幼い頃から抱えている体の症状により体調が芳しくなく…県大会出場は断念し、週末に見学者の立場で参加することに…というわけで、三宮に着いて、見学に向かう前に『ライフ・イズ・ビューティフル』を鑑賞したのでありました…

その頃だと劇場の混雑も落ち着いており、ゆったりと観られました。イイ作品を観られたなぁと思いながら、その後にどうしたかって…!?お分かりですよね!?これ以上書くと、顧問の先生に怒られるぅ~!!

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