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【小説】 嫌われてもいい〜セカンド⑥〜

ある子はいう
なんで602号室にカラオケがあるって知っていたの?
そう、祐輔は602号室はカラオケがあるから
大丈夫、何もしないっていうから
お店というか、ラブホテルに入った

誰にも言っていない
そう歪められた感情の中

思い出した記憶は
入りたくないって言った佳世子に対して 
祐輔は先に
ラブホテルに入った
そして
そして、また外に出てきて言った言葉が

602号室はカラオケがあるから
大丈夫、何もしない
信用してと、、、。

今ならわかる
ある人に言われて指示されてやってきた祐輔は
ミスをした

でも、グレーゾーン

でもね、佳世子はわかったんだ
あの日あの時から
佳世子を雑に扱っていたんだと•••。
勝手に祐輔を心の深層心理で親や、兄がわりにしていた
佳世子だけど
あまりにも佳世子が可哀想になってきたよ

少し、少しみじめになってきたんだ
しょうがないよね
佳世子は障害者だから
世の中には害なのかもね
そう思いながら
あれからのことを思う

書いていなかったこと
こわかったからなんだ

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