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【フランスで運転】naviの変遷

2006年にパリで暮らしていた頃、旅行するときはまだ紙の地図を使っていた。
助手席のわたしは地図を見る係。
でもアフリカからフランスに到着したばかりのわたしは、今いるのがどこなのかわからなかった。地名を知らないのだからしかたがない。

その後、車にナヴィが搭載された。
初期のは不具合ばかり。すべての道路は網羅されていなくて、電波の届かないところがあって突然案内が消えたりした。
高速の真ん中で「今すぐUターンしてください」という音声が流れ、苦笑したこともたびたびだった。

その後、グーグルマップも使ったけれど、「Waze」というアプリがフランスでは一般的となった。

速度取り締まり位置も、渋滞情報も事故情報も、高速上の動物の死骸や路肩の車も教えてくれる。
到着予想時間も正確だ。途中の道で事故が発生すると、その情報と何分遅延かがポップアップ表示される。

今の車はI-phoneをケーブルでつなぐと、車のナビゲーションにI-phone上のWazeを表示してくれる。設定すれば音声ガイドも流れる。
このシステムのおかげで、これまで勇気が出なかったCDG空港へのお迎えもできるようになった。

Wazeはわたしの人生を変えたと言ってもいい。




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