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ゆとりある人生のはずが、足元は崖っぷちだった

比較的恵まれた人生を歩んできたと思っていた。

このままいったら、まあまあの人生かなとさえ思っていた。

勘違いだった。

わたしはただ、恵まれた、ぬるま湯につかっていただけだ。
与えられた環境の中で、そこそこ力を出しながら好きなことや得意なことをして生きてきただけだ。

そして、人生の時間は残り少なくなっているのだ。

そのことを具体的に自覚した瞬間、崖から落ちたような気がした。

わたしはまだ、本当の努力をしてない。毎日を生き切ってない。

昨日父が認知症という投稿をして、もし認知症が遺伝なら、自分もそうなるのではという気がかりを書いた。

一度文字にしたら、20年後には自分も同じ症状になるかもしれないという可能性がぐんと目の前に迫ってきた。

そうはならないように努力する。なっても「やるだけのことはやった」と思えるように毎日を過ごす、とも書いた。

だけど、あと20年しかないかもと思った途端、自分の足元はものすごく不安定なのだと気づいた。
まだ本当の努力はしてない。本当の力は発揮してない。

熱い血を流して、この世界のいろいろなことを知って、人と関わって、役に立って、夢をかなえる努力を全力でして、やり切って力尽きたい。

今朝目に入ってきたのは、子供を4人産み育てながらも50代で医者を志し、医学部を出て医者になった女性の話。現在83歳。まだ現役の医師だ。
人はそんなこともできるのだ。

崖っぷちにいると気づけてよかった。崖には下もあるけど、上もある。
平坦な道じゃなくていい。どんな景色が見えるか登ってみようと思う。

例え下に落ちようとも、崖を登るような熱い戦いをしていきたいと思うのです。

あなたは、どんな人生を送りたいですか?
どんな毎日を送ったら、死ぬときに生き切ったと思えますか?

期限が見えるのって悪くない。今は認知症の可能性に感謝です。


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