【日本ドラマ】2022年夏のBL祭
今日はすっかり肌寒くて、ほんとに今更ですが、夏のBLドラマ感想です。
『オールドファッションカップケーキ』については感想記事をアップしていますが、今期他にもBLドラマが三作品あって、全部完走しているのに感想を書けないままでした。
この際ささっとまとめて一つの記事にしちゃいます。
短いので、祭はちょっと大袈裟ですね笑
『先輩、断じて恋では!』
職場が舞台なのでお仕事ドラマの側面も少しあって、なかなかよかったです。
先輩役は、同時期に複数のドラマに登場したりと、最近よくお見かけする、内藤秀一郎さん。夏には本作以外にも『イケメンどもよ飯を食え』にも出ていました。秋ドラマでもあちこちでお見かけしています。
いきなりキスから入るのですが、その後はツンデレ後輩の金田(瀬戸利樹)が、内心は神のように憧れている先輩の柳瀬を、憧れすぎがゆえに避けまくるため、なかなか進展しません。
謎に柳瀬が上半身裸になったり、カナダから柳瀬の元彼がやってきたり、さらには柳瀬がカナダへ行ってしまったり、女性同僚がBL好きで、ジリジリしながら二人を見守ってたり、金田に甘えん坊の後輩登場で、柳瀬が気が気じゃなくなったり、と全8回の間にバタバタと色々あります。
最終回は柳瀬目線でしかもちょっと弱気になったりして、それもまた面白かったな。
『みなと商事コインランドリー』
シン役の西垣匠さんが、一見さわやかなのに絶妙にねっとりしたエロみを出していました。みなと役の草川拓弥さんは本作が初主演だそうです。
全12話で、実は途中ちょっと飽きちゃう部分もありました。シンが攻める、みなとが焦る、っていう同じようなやりとりが続いてめんどくさくなった笑
でも本作にはサブカップル、あすか(奥智哉)とシュウくん(稲葉友)もいて、そちらの展開も気になるところだったし(むしろそっちの方がメインより気になったかも)、みなとの憧れの佐久間先生(福士誠治)がなんかいい感じだったりして、結局最後まで見ました。
好みの作品ではなかったけれど、別に全然悪くない作品でした。
『高良くんと天城くん』
ゆるゆる学園BLでした。
登場人物は少なく、これといった事件も起こらず、ちょっとした揺らぎがある、みたいな作品。静かだし見ていて疲れないラブコメ。
高良役の佐藤新さんも天城役の織山尚大さんもジャニーズJr.の人だそうです。天城の可愛さはちょっとあざといかなとも思うけど、作品の空気感にはあっていたのかも。
何より天城の友だちの香取(鈴木康介)の存在が良かった。天城のことをよくわかっていて、高良とのことも応援しているけれど、それを前面に出して積極的に取り持とうとする訳でもなく、見守りつつ地味なサポートをする、みたいなとてもいい友だち。ちょっと意地悪であるかに見えた田中(小宮璃央)も結局はいいやつで、優しい空気感に満ちた作品でした。なんか画面が青っぽいのもよかった。
* * *
今頃気づきましたが、ドラマシャワーってBL専門だったんですね。
春には『不幸くんはキスするしかない』、夏には『先輩、断じて恋では!』と『高良くんと天城くん』と続いてきました。
タイトルを並べて見ると、BL素人の私が見るのに程よい加減の作品だなと。
そして秋は始まったばかりの『永遠の昨日』。
主演は『高良くんと天城くん』で田中を演じた小宮璃央さんです。ヘアスタイルで全然雰囲気がちがう。第1話でいきなり、えっ?という展開で、次回が楽しみです(号泣系の話らしいですが)。
以上、短く乱暴にまとめてしまいましたが、夏のBL祭でした。
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