見出し画像

【シエルの注目映画】2022年5月公開作品

もう5月に入ってしまいましたが、5月公開予定(これからですね)の作品のうち、気になるものをピックアップしてみました。

『スージーQ』(5月6日公開予定)

2019年製作/104分/オーストラリア
原題:Suzi Q
配給:アンプラグド
監督:リーアム・ファーメイジャー
製作:テイト・ブレイディ、リーアム・ファーメイジャー
編集:サラ・エドワーズ
撮影:ジャック・イートン、ジェームズ・ナトール、デビッド・リチャードソン
出演:スージー・クアトロ、アリス・クーパー、ジョーン・ジェット、ヘンリー・ウィンクラー、デボラ・ハリー
公式サイト:https://unpfilm.com/rockumentary2022/

できるだけ観るようにしている(はずの)ミュージシャンのドキュメンタリー。最近、ピックアップしながらもほとんど観に行っていない。
スージー・クワトロはもちろん知っているけれども、ほとんど馴染みがない。あえて聴くことはしなかったけれど、聞けば知っている曲は結構あるだろうなと思う。

『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』(5月6日公開予定)

2020年製作/101分/G/アイルランド・カナダ合作
原題:My Salinger Year
配給:ビターズ・エンド
監督・脚本:フィリップ・ファラルドー
製作:リュック・デリー、キム・マクロー
原作:ジョアンナ・ラコフ
撮影:サラ・ミシャラ
美術:エリース・ドゥ・ブロワ
衣装:パトリシア・マクニール、アン・ロス
編集:メアリー・フィンレイ
音楽:マーティン・レオン
出演:マーガレット・クアリー、シガニー・ウィーバー、ドンダグラス・ブース、ジェニーサーナ・カーズレイク、ヒューブライアン・F・オバーン、ダニエルコルム・フィオール、セオドア・ペレリン
公式サイト:https://bitters.co.jp/mynydiary/#modal

どうしても観たいとまでは思わないのですが、ニューヨークが舞台なので惹かれます。“文芸版『プラダを着た悪魔』”との触れ込み。

『生きててよかった』(5月13日公開予定)

2022年製作/119分/PG12/日本
配給:ハピネットファントム・スタジオ
監督・脚本:鈴木太一
エグゼクティブプロデューサー:小西啓介
アクション監督:園村健介
撮影:高木風太
照明:秋山恵二郎
録音:岡本立洋
美術・装飾:中澤正英
出演:木幡竜、鎌滝恵利、今野浩喜、柳俊太郎、長井短、黒田大輔、渡辺紘文、三元雅芸、銀粉蝶、火野正平
公式サイト:https://happinet-phantom.com/ikiteteyokatta/index.html

あらすじを見るとどうも既視感…
これはどうも『レスラー』(2008) のような話らしい。ただし、地下へ潜ってしまうようだけれど。どうしても比較してしまうだろうな。
アクション監督があの『ベイビーわるきゅーれ』(2021) と同じ園村健介さん。

『夜を走る』(5月13日公開予定)

2021年製作/125分/日本
配給:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム
監督・脚本:佐向大
企画:佐向大、大杉漣、大杉弘美
製作:大杉弘美
撮影:渡邉寿岳
照明:水瀬貴寛
音響:弥栄裕樹
出演:足立智充、玉置玲央、菜葉菜、高橋努、玉井らん、坂巻有紗、山本ロザ、川瀬陽太、宇野祥平、松重豊
公式サイト:http://mermaidfilms.co.jp/yoruwohashiru/index/

画面がシネスコサイズで、何かのこだわりがある様子。また、構想9年で、本来なら大杉漣さんの初プロデュース作品となるはずだったらしい。
予告を見る限り、クライムサスペンスのようです。

『ドンバス』(5月21日公開予定)

2018年製作/121分/ドイツ・ウクライナ・フランス・オランダ・ルーマニア・ポーランド合作
原題:Donbass
配給:サニーフィルム
監督・脚本:セルゲイ・ロズニツァ
製作:ハイノ・デカート
撮影:オレグ・ムトゥ
衣装:ドロタ・ロケプロ
編集:ダニエリュス・コカナウスキス
出演:タマラ・ヤツェンコ、ボリス・カモルジン、トルステン・メルテン、アルセン・ボセンコ、イリーナ・プレスニャエワ、スベトラーナ・コレソワ、セルゲイ・コレソフ、セルゲイ・ルスキン、リュドミーラ・スモロジナ、バレリウ・アンドリウツァ
公式サイト:https://www.sunny-film.com/donbass

新作ではありませんが、まさに今現実に起こっている戦争に関する作品ということで、ウクライナのセルゲイ・ロズニツァ監督の本作が緊急公開されます。
昨年初めて同監督の独特のドキュメンタリーが公開されました。それらはシリアスなものでしたが、本作は重いテーマをブラックコメディに仕立てたフィクションらしいですね。
公開される映画館は限られてしまいますが、全国展開はしていますので、ご興味があれば上記リンクをチェックして見てください。

『狼たちの墓標』(5月27日公開予定)

2021年製作/119分/R15+/韓国
原題:Tomb of the River
配給:クロックワークス
監督・脚本:ユン・ヨンビン
撮影:ユン・ジュファン
音楽:モク・ヨンジン
出演:ユ・オソン、チャン・ヒョク、パク・ソングン、オ・デファン、イ・ヒョンギュン、シン・スンファン
公式サイト:http://klockworx-asia.com/bohyo/

例によって開発利権をめぐる抗争だし、どうしようかなあとは思います。笑
思いますが、チャン・ヒョクさんが気になるので、一応気になる作品ということで。
公式サイトにもほとんど何も情報がなくて、そういう扱い?(=「はいはい、そういうジャンルです、特に言うことありません、見たい人は見てね」)って思いますが笑

『息子の面影』(5月27日公開予定)

2020年製作/99分/G/メキシコ・スペイン合作
原題:Sin senas particulares
配給:イオンエンターテイメント
監督・製作総指揮:フェルナンダ・バラデス
製作:アストリッド・ロンデロ
脚本:フェルナンダ・バラデス、アストリッド・ロンデロ
編集:フェルナンダ・バラデス、アストリッド・ロンデロ、スーザン・コルダ
音楽:クラリス・ジェンセン
出演:メルセデス・エルナンデス、ダビ・イジェスカス、フアン・ヘスス・バレラ
公式サイト:https://musuko-no-omokage.jp/#

メキシコとアメリカの国境付近を舞台にした、出稼ぎに出たまま行方不明となった息子を探す母と、息子と同年代で母を探していると言う青年のロードムービー。予告を見る限りシネスコサイズなのかな? 
ロードムービーは好きだし、メキシコの風景も見たい。

* * *

5月の気になる作品は、5本+2本(ミュージシャンのドキュメンタリー枠とニューヨーク枠)の計7本となりました。たぶんチェックしきれていない気がする。

最近「レストア記念特別上映」が多く見られます。今月もあるので、気になるものは「気になる特集上映」として別記事にします。

それではみなさま、よいご鑑賞を。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?