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7月開始ドラマだいたい出揃っての概観

日本のドラマは、今のところTverで見られるものに限っているので、7月開始分で記事にしていないのはあと『推しの王子様』、『初情事まであと1時間』、『漂着者』、『武士スタント逢坂くん!』くらいでしょうか。

このうち『推しの王子様』はすでに開始したので見ました。7月開始分は、複数作品を短く取り上げて一記事にするスタイルにしたので、他の三作も見てから短信5として記事アップする予定です。

先週末からちょっとNetflixに傾いてしまっていて、そうするとどうしてもTverでの国内ドラマ鑑賞が疎かになってしまいます。
日曜日分から追いついていない状況ですが、連休に入るのでそこで挽回しようと思います。

記事にした作品で、脱落せずに見ているのは、以下の通りです。

『ひねくれ女のボッチ飯』

気軽に見られるのでつい見ちゃいます。
つぐみ(飯豊まりえ)とホワイトホース・白石一馬(柄本時生)はどうにかなるのかならないのか…
どうでもいいっちゃいい。笑 
でもその部分が『孤独のグルメ』との違いだったりもします。

ホワイトホースの投稿をどう面白くしてくれるのか、というのも楽しみポイントではあります。今回はいきなり途中から歌い出してましたね。

『TOKYO MER~走る緊急救命室~』

第3話に追いついていないのですが、一応“見続けている”の範疇です。

同じ医療系の『ナイト・ドクター』は脱落したのですが、こちらを見続けている理由は、喜多見幸太を演じる鈴木亮平の演技、医者っぽさ… でしょうか。
プロが見たらどうなのかわかりませんが、私には喜多見が“めちゃくちゃ手際のいい医者”に見えます。現場のシーンには緊迫感とともに爽快さがあり、変な言い方かもしれませんが、見ていて小気味良い。

都知事と議員の対立や、緊急救命室を潰したい勢力、インターンの弦巻比奈(中条あやみ)の個人的葛藤と成長などなど、緊急医療以外のことも描かれるのだと思いますが、個人的にはその辺はどうでも良く、現場のシーンに惹かれている感じです。

一応次回も見るつもり。

『ボクの殺意が恋をした』

第2話まで見ました。第3話に追いついていないのですが、見るかどうか迷ってます。

なぜかというと、やっぱり「柊(中川大志)は、なんで殺しのターゲット・美月(新木優子)を守っちゃうのよ」ってところに行き着きます。まあ、守っちゃうからこそ成り立つ話なんですが。
そもそも人がいい、っていうのと、親代わりを殺されたので自分の手で殺したい、っていうのは分かりますけど、ボディーガードになったからいくらでもチャンスはあるのに、なぜできない?って身も蓋もないこと思ってしまうんですよ。
本人が気づいていないだけで、最初からボクの殺意は恋しちゃってたのかもしれないですけどね。

結局「そういう身も蓋もない疑問は飲み込んで、お話にお付き合いします」って思えないとなかなか乗っていけない気がします。

『痴情の接吻』

こちらも第2話まで見ました。追いついています。
面白さは測りかねているのですが、ちょっと別の観点から気になることがあって、多分まだ見続ける予定です。

『彼女はキレイだった』

こちらも第2話までで、第3話はまだ。
韓国ドラマの日本リメイクは、どうしてもダイジェスト版っぽく見えてしまいます(ものすごく短く削る必要があるので当然でしょうけれども)ので、どうまとめたかなとか、どの点をコアにしたんだろうとか、つい別の観点から見ることになります。

そういう意味で、多分まだ見て行きます。

『ただ離婚してないだけ』

こちらも第2話までで、追いついています。昨日第3話が放送されましたね。

おっと、衝撃の展開らしい。

正隆(北山宏光)は辛い幼少期を過ごしたわけですが、随分こじらせちゃったんですね… でもそれは雪映(中村ゆり)のせいじゃないでしょうに。あたりがキツすぎ。でも第2話で、最初からこんなじゃなかった、っていうのが少し明かされましたね。

終始暗い画面で気分も重くなるような話ですが、初回冒頭に映し出された血の海はなんだったのか、これからわかって行くのでしょう。

“冒頭血の海のフック”で、韓国ドラマ『[mine]』を思い出しました。(こちら見終わった感想を書いていないままだった…)

『ハコヅメ たたかう!交番女子』

こちらも第2話まで追いついていて、昨夜第3話放送です。

今のところ7月開始ドラマの中では本作が一番いいかもと思っています。
コメディだけど騒がしくなく、地味といえば地味だけどいい感じの世界が構築されていて、何と言っても藤聖子(戸田恵梨香)と川合麻依(永野芽郁)のコンビがとてもいい。役も演者も。

こういう、仕事上での女性同士の先輩後輩の関係って、あまりドラマになっていない気がします。女同士、戦ったり足を引っ張りあったりばかりじゃないんですよ。

あと、あの警察署の刑事部屋、部屋自体もそうですが、中にいる刑事たちも、いわゆる刑事ドラマにはない雰囲気で地味に新しい。

これは見て行きます。

『八月は夜のバッティングセンターで。』

なんとなく見ちゃいました。

なんとなくですが、このスタイルのドラマって、毎期必ずある気がします。

ある所に悩める人がやってくる。
迎え入れた人が、その人(やその場)の世界観で、悩める人に声をかける。
悩める人は、これまでと別の視点を得て(多かれ少なかれ)心を軽くして去って行く。

悩みって、悩んでいる本人には初めてのことだったり大きなことだったりするわけですが、大抵すでに他の誰かに悩まれていることだったりもするんですよね。

どんなことであれ突き詰めた経験のある人は、やってきたことの中にいろいろな答えを持っています。本作ではそれが野球。
まあ、頼みもしないのに何に悩んでいるかを見透かされ、野球話で説教されたらうざいわ、ってなる場合もあるかもしれませんけど。笑

なんとなく見ちゃっただけなので、次回も見るかどうかは不明。

『緊急取調室』

第1話の大國塔子(桃井かおり)の事件がどう決着するのか気になって、第2話を見ました。

同じ警察でも『ハコヅメ』とは正反対の世界観。

私のような一見さんには、主人公真壁有希子を演じる天海祐希について行くのが結構大変、な感じ。でもそれが癖になるのかな。

次回も見てみます。たぶん。

『お耳に合いましたら』

第2話まで見ています。

見たんですが、肝心の高村美園(伊藤万理華)のPodcast部分が苦手だと気づきまして。笑。聞いていると疲れてしまう感じというか。
見続けることはなさそうです。

しかし第3話のあらすじを見るとなんか面白そう。次回はとりあえず見るかもしれません。

『#家族募集します』

第2話まで見ました。
不可抗力でお休みに入ってしまうようですね。仲野太賀さん、お大事になさってください。
このことで全体の話数が減らないことを願います。
テレビドラマって、何らかの理由で途中で話を変えたり早めに切り上げたりとかすることがあるみたいですよね。
今回どうしても話数を減らす必要が出た場合は、視聴者が気づかなようなやり方をして欲しいです。

横瀬めいく(岸井ゆきの)とその息子の大地(三浦綺羅)がにじやにやって来て、これでメンバーで揃ったという感じなのでしょうかね。

『ボイスⅡ 110緊急指令室』

迷いながらも第2話見ました。
韓国オリジナル版ではアメリカへ行ってしまった樋口親子が、日本版では日本にいて事件に巻き込まれる形になっています。

また、オリジナル版で新しくチーム長(班長)になる刑事の境遇を、日本版で再び班長として戻ってくる樋口(唐沢寿明)のバディ石川(増田貴久)に担わせるようですね。しかしオリジナルのチーム長の謎めいてダークな部分は切り捨てたようです。そこは面白い部分なのですが、それを生かすにはドラマ全体の時間が足りないのかもしれません。

港東署ECU・室長の橘ひかり(真木よう子)のキャラクターがオリジナル版とは大きく違っていて、私にとってはちょっと馴染みにくいです。

オリジナルのセンター長(室長)は口調がさらさらと軽やかで、高い声でありながらソフトな耳触りです。そして常に冷静沈着であまり感情を露わにしません。線は細く、一見頼りなさそうなのですが、緊急でタイムリミットがある事件だからこそ、こういう人が対応するにふさわしいと思わせるようなキャラクターです。

キモの部分を改変しているので、どういう風に組み立てられていくのか関心があるといえばあります。見続けるかどうかは迷っています。

『ホメられたい僕の妄想ごはん』

負担がないのでつい見ちゃいました。

ドラマというか「ごはん、結構ちゃんとしてるけど簡単そう、詳しいレシピは出ないけど(本を買えということですね)作ってみようかな」と思わせるような番組ですね。あと、音楽がいいです。

全話を貫く話題はなさそうなので、見たり見なかったりでも多分問題なし。

『イタイケに恋して』

第3話まで見ました。
特に「続けて見たい」というわけでもないのですが、軽い気持ちで。

全話を通して貫く話が、今の所はこれと言ってなさそうなので、1話完結の軽いコメディを見たい人にはいいかもしれないです。
弘田佐知(石井杏奈)が【KORUKU】の熱狂的なファンで、その正体が影山信博
(渡辺大知)であるっていう部分が、何か発展するのでしょうかね。

次回は、時間があれば見るかも。

『プロミス・シンデレラ』

第2話まで配信されていますが、まだ1話しか見ていません。

1話しか見ていないので様子見です。

対照的な性格のお金持ち兄弟が、何も持っていないが健気で魅力的な女を取り合う、という古典的な枠組みのようです。まだ成吾(岩田剛典)が早梅(二階堂ふみ)と壱成(眞栄田郷敦)に絡んで来ていないので、お話はこれから、という感じでしょうか。
あとこれは壱成の成長物語でもあるのかな。

次回も見てみます。

『サレタガワのブルー』

こちらもまだ1話しか見ていません。

不倫ものは無条件でできる限り全て見て行こうとしていまして、6月に開始している『にぶんのいち夫婦』も見ていますが、本作も見ていくつもりです。

いつになるかわかりませんが、不倫くくりでマガジンを作成しようかなとぼんやり思ってます。ドラマ、映画、本… メディアを問わず、束ねようかと。まだ単なるアイディアですが。

・ ・ ・

7月開始ドラマも2話目3話目ということで、見る見ないが少し絞れて来ました。この先もまた少し絞れるかも。

それではみなさま、よいご視聴を。


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