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【2022年秋ドラマ短信4】

出揃った2022年秋ドラマ、こちらのリストにあげた作品の現時点までの感想です。
本記事では以下の3作品について。

『クロサギ』

第1話が放送済みです。

今TVerで2006年版の『クロサギ』が配信されているので(現時点では第3話まで)そちらを見てから本作を見ました。比較すると、だいぶライトな雰囲気になっています。そして、

2006年版では謎のまま、というか視聴者にあまり説明しないまま話が進んでいく感じがあるけれど、2022年版は結構説明されちゃってます。あと、おそらく詐欺の内容はアップデートされたものになっていくでしょうね。

2006年版の方が好みではある。世界観もスタイルも。でも次回も見ます。

『ジャパニーズスタイル』

第1話が放送されました。

期待していたのですが、途中できつくなってしまって、一旦ストップしています。最初からずっとハイテンションで、ついて行くのが難しかった。舞台ということで力が入りすぎているような…(劇場で観覧したらまた違う印象かもしれないけど)

見続けたら落ち着くのかもしれないですが、今のところはストップで、TVerから消える前に見る元気が出たら、再チャレンジします。

『エルピス-希望、あるいは災い―』

第1話が放送されました。

バンバン問題提起していくよ、という脚本家渡辺あやさんの気概の片鱗が見られたプロローグでした。カンテレ偉い。東京のキー局ってもうなんかがんじがらめなんだろうなと思う。

期待通り見応えのある作品になって行きそうです。
過去の冤罪事件の解明に挑む、かつてスキャンダルで失脚した(させられた)女性アナウンサーの行動を通して、女性とか後輩とか部下とか、これまで男性や先輩や上司の理不尽を“呑み込んで”きた弱者が“吐き出す”思いや主張を拾いながら、さらに大きな、日本社会の構造的な問題点を、テレビ局という巨大で力のある(あった)企業体を舞台に晒して行くのでしょう。それに対して私たち一人一人は何ができるのか。それを考えざるを得ないようなことになるのではないでしょうか。

内容的にはあんまり言うことなくて、もうあっさり次回も見ようって感じです。
オープニングテーマ&劇伴良い。
長澤まさみさん、適役だと思う。
チーフプロデューサーのカラオケの選曲にも神経が行き届いている。いわんや…

継続視聴決定です。


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