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Cinema Club

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映画作品についてのコラムです。 主に映画館で観た作品ですが、配信やDVDで観たものについても書くかもしれません。 観た直後に(できれば映画館で公開中に)発信するのが目標ですが、そ…
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#映画感想文

【映画感想】アンダーカバーもの2本+1

『新しき世界』(2014)は、『ただ悪より救いたまえ』(2020)の感想で、「あの『新しき世界』…

【2022 映画感想 011】『さがす』 最後に見つけたものは

2022年製作/123分/PG12/日本 配給:アスミック・エース 監督:片山慎三 脚本:片山慎三、小…

【2022 映画感想 010】『ニーチェの馬』父と娘の6日間

2011年製作/154分/ハンガリー・フランス・スイス・ドイツ合作 原題:A Torinoi lo 配給:ビ…

【2022 映画感想 009】『アウトサイダー』 意味はなくても人は生きる

1981年製作/128分/ハンガリー 原題:The Outsider 配給:ビターズ・エンド 監督・脚本:タル…

【2022 映画感想 008】『ファミリー・ネスト』 閉塞感、とにかく閉塞感

1977年製作/105分/ハンガリー 原題:Csaladi tuzfeszek 配給:ビターズ・エンド 監督・脚本…

【2022 映画感想 007】『エル プラネタ』 海辺の街の虚無

2021年製作/82分/G/アメリカ・スペイン合作 原題:El Planeta 配給:シンカ 監督・製作・脚…

【2022 映画感想 006】 『声もなく』 悪とか善とか

2020年製作/99分/G/韓国 原題:Voice of Silence 配給:アットエンタテインメント 監督・脚本:ホン・ウィジョン 製作:キム・テワン 出演:ユ・アイン(テイン)、ユ・ジェミョン(チャンボク)、ムン・スンア(チョヒ)、イ・ガウン(ムンジュ) 公式サイト:https://koemonaku.com 私、ユ・アインさんの声が大好きなんです。なので声を聞けないのは残念でしたが、トレーラーを見たら観ない選択肢はありませんでした。 本作はホン・ウィジョン監督の長

【2022 映画感想 005】『ユンヒへ』 女性同士の愛の話ではなくて

2019年製作/105分/G/韓国 原題:Moonlit Winter 配給:トランスフォーマー 監督・脚本:イ…

【2022 映画感想 004】『ただ悪より救いたまえ』 変形ロードムービー:男たちの「救…

2020年製作/108分/PG12/韓国 原題:Deliver Us from Evil 配給:ツイン 監督・脚本:ホン・…

【2022 映画感想 002】『最後の決闘裁判』 男たちの虚しい戦い

2021年製作/153分/PG12/アメリカ 原題:The Last Duel 配給:ディズニー 監督:リドリー・…

【2022 映画感想 001】『ハッピーアワー』 タイトルの意味もまだつかめていない

今年の映画館での鑑賞1本目は、濱口竜介監督『ハッピーアワー』(2015)。 濱口監督の『ドライ…

【映画感想】つなぎ目として生きる男 『JOINT』

2020年製作/118分/G/日本 配給:イーチタイム 監督:小島央大 脚本:HVMR エグゼクティブプ…

【映画感想】『浅草キッド』

書けない期に入ってしまいました。笑  先月末から仕事に忙殺され、エネルギーを奪われて、週…

【映画感想】日本のアクションはすごいことになっていた 『ベイビーわるきゅーれ』

2021年製作/95分/PG12/日本 配給:渋谷プロダクション 監督・脚本:阪元裕吾 アクション監督:園村健介 エグゼクティブプロデューサー:鈴木祐介 出演:高石あかり、伊澤彩織、三元雅芸、秋谷百音、うえきやサトシ、福島雪菜、本宮泰風 仕事としての殺しを淡々とこなす女子高生の殺し屋、杉本ちさと(高石あかり)と深川まひろ(伊澤彩織)が、高校を卒業して殺し屋の寮?から自立しなければならず、共同生活を始める。ひょんなことから私怨がらみの殺しをやらざるを得なくなり、最終的に大暴れ