ボイラー整備士

● ボイラー整備士とは

労働安全衛生法に基づく免許試験に合格したもの。
試験は、(公財)安全衛生技術試験協会の安全衛生技術センターにおいて実施されます。
ボイラーの整備の業務における業務独占資格です。(ボイラー及び圧力容器安全規則第35条)

●ボイラー技士との違い

ボイラー技士はボイラーの取扱いの業務(使用する)
ボイラー整備士はボイラーの整備の業務(メンテする)

● そもそもボイラーとは

ボイラーの定義は、労働安全衛生法施行令『第一条第三号』に規定されています。法令で規制されるボイラーかどうかを判別するためには、伝熱面積がポイントとなります。ボイラーの大きさにより、規制が異なります。免許>技能講習>特別教育

●整備に資格の必要のないボイラー

  • 胴の内径が750㎜以下で、かつその長さが1300㎜以下の蒸気ボイラー

  • 伝熱面積が3㎡以下の蒸気ボイラー

  • 伝熱面積が14㎡以下の温水ボイラー

  • 伝熱面積が30㎡以下の貫流ボイラー(気水分離器を有するものにあっては、当該気水分離器の内径が400㎜以下で、かつ、その内容積が0.4m3以下のものに限る)

● 関連資格

  • 特級ボイラー技士

  • 一級ボイラー技士

  • 二級ボイラー技士

  • ボイラー取扱技能講習

  • ボイラー・タービン主任技術者

  • エネルギー管理士(熱)

  • 海技士(機関)

  • 第1種圧力容器取扱作業主任者


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