見出し画像

白砂糖・乳化剤不使用!のマクロビクッキー

クッキーやチョコ、アイス、ケーキなどには大抵「乳化剤」が入っていますが、
最近増えてきている女性特有の疾患には、この乳化剤を避ける必要があったりします。そういった方々だけでなく、添加物の入っていないスイーツを求めている方に向けて、乳化剤だけでなく、添加物の入っていないクッキーをご紹介。

今回は、成城石井さんで販売している「有機キヌアのマクロビクッキー」530円です。

素材のこだわり
マクロビ素材(小麦全粒粉、有機原料)
マーガリン、動物性原料 不使用
有機ココナッツシュガー
コクがありながらもさっぱりとした後味とまろやかな甘みが魅力です。
カナダ・ケベック州産メープルシロップ

成城石井公式サイトより


ちょっと辛辣に?でも正直に食べた感想を綴っていきたいと思います。
今回はJASマークや「有機」表示の基準について、こちらの商品の原材料について皆さんが気づいていない変化についても綴っています!!


まず、クッキーそのものが分厚いです!
初めは、「食べにくいな」と感じたものの、
だんだんと「この厚みでありがとう!!」と思うようになりました。
というのも、分厚いので食べ応えがあるんですね。
よく噛まないと食べられないので2、3枚でやめられます。
スイーツ好きの人にはわかると思うのですが、クッキーって食べやすいのでついつい手が止まらなくなる・・・💦
そういった意味で、この分厚すぎるくらいの厚さがちょうど良いです。

ただ、枚数が8枚なのですよね。
8枚・・・・
もう少し頑張ってほしい。。。というのが正直な感想。

あと、分厚い分、湿気てしまった時の残念かんは大きくなりますね。
湿気ないように開封後はしっかり密封を!

材料に関しては、ココナッツオイルとココナッツシュガーを使用していますので、
ココナッツ系が苦手な方にはちょっと味がしんどいかもしれません。
結構ココナッツの味がします。
ココナッツオイルは結構たくさん入っていると感じます。
あまりココナッツ系が得意ではない私が食べて、すぐに感じたのが、
「結構ココナッツだな、ココナッツオイルだな」です。
ココナッツシュガーは、元々クセの少ない味なので、それほど感じませんでしたが、ココナッツオイルはわかる人にはわかると思います。

きのこ系が苦手な人の、「キノコの匂いが嫌い」というのと似ていますね。
ココナッツ系が大丈夫な人にとっては、
きのこが大丈夫な人の、「きのこに匂いってある?」というのと同じ感じになると思います。
この例え、伝わってますでしょうか。。。💦

ちょっとここで原材料名を見てみましょう。

有機キヌアのマクロビクッキー

そう、小麦粉は使われています!
小麦粉避けてる方には向かないので注意です!

で、ここで注意!!がもう一つ!
「蜂蜜」という記載があるのですが、私が最近購入して食べたものは、
「メープルシロップ」となっていました!!

日々進化しているようです!
ネットで、メープルシロップと書かれている原材料名の写真を見つけられなかったので、美しくはありませんが💦私の購入したものの写真をあげておきます。
こちらは賞味期限が2022年8月29日のものです。

私が実際に購入した商品の裏面(メープルシロップとなっていますよね)


ネットに上がっている「蜂蜜」と記載のものは、2020年だったので、ここ数年で材料を変更したようですね。
メープルシロップなら、ヴィーガンの方も食べられるので購入者層が広がり良いかと思います!(私は無添加スイーツや食品を広めたいので😄)

「有機キヌア」を使用したクッキーですが、裏面の原材料名を見ると、「有機キヌア」とは書かれていません。なのでその他の材料も「有機」なのかもしれませんし、その他の材料は「有機ではない」かもしれません。

ここで、ちょっと大切な情報を載せます。

有機JAS制度とは、JAS法(日本農林規格等に関する法律)に基づき、「有機JAS」に適合した生産が行われていることを第三者機関が検査し、認証された事業者に「有機JASマーク」の使用を認める制度です。

有機JASマーク

諸外国と同様に、コーデックス(食品の国際規格を定める機関)のガイドラインに準拠し、農畜産業に由来する環境への負荷を低減した持続可能な生産方式の基準を規定しています。
・有機農産物にあっては、堆肥等で土作りを行い、化学合成肥料及び農薬の不使用を基本として栽培
・有機畜産物にあっては、有機農産物等の給与、過剰な動物医薬品等の使用の制限、動物福祉への配慮等により飼養
・これらの生産に当たっては、遺伝子組換え技術は使用禁止 など
 JAS法ではこれまで、「指定農林物資」として、有機農産物及びその加⼯品を指定しており、これらは第三者認証を受け有機JASマークを付さなければ「有機」等との表⽰ができず、有機畜産物及びその加⼯品は指定していなかったため、これらは有機JASマークを付さなくとも「有機」等との表⽰が可能でしたが、2020年7月16日より、有機畜産物、有機畜産物加工食品についても第三者認証を受け有機JASマークを付さなければ「有機」等との表⽰はできないことになりました。
 これまで、「有機たまご」、「有機牛乳」、「有機ハム」、「有機ミルクチョコレート」といった食品については有機JASマークを付さなくとも表示が可能であったのが、有機農産物や有機農産物加工品と同様にJASマークを付して販売する必要があります。
 有機認証制度の相互承認として、有機認証について他国の制度を自国の制度と同等と認め、相手国の有機認証品を自国の有機認証品として取り扱う国家間の取決めがあり、現在は下記の国において承認されています。
有機農産物、有機畜産物及び有機加工食品・・・アメリカ、カナダ、スイス、オーストラリア
有機農産物、有機農産物加工品・・・アルゼンチン、ニュージーランド、EU、台湾※
※台湾との間では、公益財団法人日本台湾交流協会と台湾日本関係協会との間の民間取決めを踏まえ、日台双方の関係当局が日台の制度を同等と認め、相手側の有機認証品を自国・地域の有機認証品として取り扱うこととしたもの。
 これらの国で生産し、これらの国の制度で有機認証を受けた製品は、有機同等性を利用し「有機〇〇」などと表示することができます。それ以外の国や地域から輸入する場合は、製造者が有機JAS認証を取得していなければ「有機〇〇」と表示できません。

食品表示ブログより
https://www.label-bank.co.jp/blog/foodlabel/202009organic-jas

成城石井さんで販売している「有機キヌアのマクロビクッキー」には、JASマークはついておりません。
なので、「有機」表示も必然的にできないわけですね。
パッケージの面面には、「有機」と書かれていますが、こちらはデザインというカテゴリーに入るのかもしれません。
裏面の原材料には、「有機」表示は一切書かれていません。
商品を選ぶ際、こういった細かい部分にも目がいくようになると、また違った角度から商品を見ることができるようになり、何か別のことに気づくきっかけになるかもしれませんよね!


無添加のため、賞味期限は2ヶ月くらいになっています。
どんな商品も、保存料など入っていない無添加商品は、賞味期限が短いのは仕方がありませんね。
大量購入すると、つい食べ過ぎてしまうので、食べ過ぎ防止の面でもこまめに買うのが良いかと思います!

個人的には、蜂蜜をメープルシロップに変更したのであれば、
次回は、小麦粉を米粉にチェンジしてみてほしいです!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?