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4月5日-6日 大怪獣のあとしまつの話
やっと信じられる春がやってきましたね。
もう寒くはならなさそうです。
ごきげんよう、しえるです。
今日は賛否両論あった映画「大怪獣のあとしまつ」の話をします。
観たのが2ヶ月ほど前なので記憶が定かではない点もあるので悪しからず…。
(以下ネタバレを含みます)
さて、端的に言うと
“人間の陰謀と利権渦巻くヒューマンコメディ”
という感じでした。
特撮ではないですね。
あくまでメインはヒューマンストーリーだと感じました。
その人間模様がとてもリアル!
大怪獣の処理をめぐっての責任の押し付け合いや、観光資源にできるかも…?となった途端の他国の手のひら返し、日本の組織ならでは(?)の煮え切らないぐだぐだ感…
と現実世界でも共感できるポイントが多く、物語に入り込みやすかったです。
途中途中でおじさんの寒いギャグが挟まるのですが、それがいい抜け感を出していて、話が重たくなりすぎず、見やすかったです。
かつ私の周りにはそんな感じのおじさんがいるので「わぁーいるよねこんなおじさん、わかる〜」と思いながら観ていました。
怪獣襲来後の生活様式を“ニューノーマル”と表していたり、コロナ禍特有のワードを別世界の中で使用していてお洒落だなと感じるとともに、大規模な映画なのにもうコロナ禍の言葉を入れ込んでいるスピード感に驚きました。
街の描写も面白くて、高輪ゲートウェイ駅が使われていて皮肉めいたものを感じたり、もっと細かく見直したいと思える点が満載でした。
キャスティングもとても良かった!
山田涼介くんの役は美しくなければならず、山田涼介しかいない…!と思わされました。
その対比が濱田岳さん、というのもなんとも言えないリアル感があり…。理想と現実というか…。
とにかく終始、私には刺さるポイントが多く、楽しんで集中して観られました。
配信が始まったら見直したい!
きっと見つけられていないこだわりポイントがたくさんあるはず…!
そしてヒューマンストーリーが好きな人にはぜひ観て欲しい…。
個人的には、土屋太鳳ちゃんの役が大胆かつクレバーないい女で、こんな人になりたい!!!!と強く思いました。
したたかでかっけぇ女性になりたいな!!!!
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