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どんなに考えをかえたところで私は臆病

私は他人に興味がない。

正確には興味(執着)がないようにふるまっている。
私は人との距離感が分からず
一緒にいたいと思う人にしつこくしてしまうところがある。
また、
話が合わない人は
私から壁を作ることが多い。
そのうえ会話のスキルがない。
そこで私がとった行動は他人に興味がないふりや
執着しないようにしている。

もともと私は嫌われたくない人間だ。
万人に好かれたい。
しかしそんなことは不可能だ。
お付き合いしている彼に言われたのは
「この世の中は2:6:2で出来ている」と。

2:6:2は有名だろう。
私がどれだけ万人に好かれたい、そうふるまっていても
2割には嫌われる。
そして6割は何とも思わない。
しかし、
2割は私がどのような行いをしても
(限度はあるだろう)
好いてくれる。

そんなものだ、と。

その話を聞いて私は救われた。
「みんなに好かれたい、嫌われたくない」
そう思っていた私は肩の荷が下りた。

しかし同時に襲ってきた感覚。

「私が大切にしている人は大切にしたい」
「大切にしている人には嫌われたくない」

私は自分で認める。
万人受けする性格ではない。
とてもクセのある人間だ。
そのため特定の人としか仲良くなれない。
私はそんな友人がとても好きだし大切で仕方ない。

ただそれゆえ
行動がしつこくなってしまうことや
距離感がつかめないため
相手に失礼なことを言ってしまうかもしれない。

そのため
特に用事がなければ連絡しないし
連絡しても相手の反応が悪ければ
すぐ連絡をやめる。
そう、
結局私は人と関わるのが怖い。
臆病なのだ。

以前記事に書いたようガールズトークが苦手だ。
それでも私は
女の人の友人が欲しかった。
男の人はなぜだかすんなり話せるケースが多い。
(アスペルガーのせいなのか私の性格が難ありなのか、、、)
おそらくだが
男の人を恋愛対象として見ていないこと
男の人の本当の怖さを私は知らない。
多少私が失礼な事言ってたとしても
優しく接してくれたり
時には私の間違えを指摘してくれる。

しかし、
女の人はそうもいかない。
社会に出た時の女の人との付き合いを
そこまでしてこなかったため
私は常識知らずだが
学生の頃は何も指摘してくれず
仲間はずれにし
気が付けば私は1人になっていた。

もともと人との距離感が分からないなか
女の人とのコミュニケーションは
本当に苦手だ。
だけど仲良くしたい人がいる。
しかしまともに話すことが出来ない。
ずっとその葛藤の中にいた。

そんな私もやっと仲良くしたいと思う人が現れた。
しかし、
仲良くしたいと思えば思うほど
私は人との距離感が掴めないうえ
知らぬうちに
その人を傷つけてしまったらどうしようと
そう思うとなかなか話すことが出来ない。

「2:6:2」の原則
これを知ったところで
8割どうでもいいと思ってても
私は2割の人を大切にしたい、
仲良くしたい。
そう思うと行動になかなか移せなくなる。


結局私は臆病者だ。


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