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FIGA主催「ゲーム開発者ミートアップ」に参加しました

2023年4月29日に開催された「ゲーム開発者ミートアップ」に参加しました。福岡インディーゲーム協会(FIGA)主催で、協会の活動報告やゲーム開発者などによる講演、クロストークが行われました。私は完全にモブキャラとしての参加でしたが、面白い話が聞けたと思います。

場所

開催されたのは、天神にある赤煉瓦文化館

近くに美味しい焼肉食堂がある

中洲近辺にある豪奢な英国様式の建造物です。国指定の重要文化財らしいですが、現在はエンジニアカフェや会議室などを備えたコワーキングスペースとして活用されているみたいです。知りませんでした。

なんなら市の運営なので安価に借りることが出来ます。最新の資料はもらい忘れましたが、30名会議室を1日(9時~21時)借りて7000円程度だとか。備品がどれほど揃っているかは不明ですが、小規模なRTAイベントなら開催できそうです。面白いですね。

午前の部

イベント自体は10時半に始まり、午前中は福岡インディーゲーム協会の活動報告が行われました。詳しいことは省きますが、会計や新しい会員制度の話をしていました。スタートアップはやはり大変です。

午後の部

午後はメイン(と思われる)の講演・クロストークが行われました。内容は以下のとおりです。

エピックゲームズジャパン サポートエンジニア 岡田 和也氏 寺内 大起氏(リモート)
​「猫でも分かるUnreal Engineの学び方- 超初心者向け編 -」
​「セルフパブリッシングツールを使ってEpic Games Storeにゲームをリリースする流れについて」


元銀行員 インディーゲーム開発者 東條 昌文氏
​「インディーゲーム開発と資金調達について」

株式会社room6代表取締役 木村 征史氏
「インディーゲームパブリッシャーやってみた」

インディーゲーム作家 Daigo氏(リモート)
​「インディーゲームで食うのは、無理ゲーです。」

引用:福岡インディーゲーム協会

猫でも分かるUnreal Engineの学び方- 超初心者向け編 -

UE4,5の話でした。私が今勉強しているのはUnityとGB Studioのため活用するかはわかりませんが、学生の参加者の方もいらっしゃったので、とっかかりにはちょうどいいのかなと思います。

セルフパブリッシングツールを使ってEpic Games Storeにゲームをリリースする流れについて

Epic Games Storeにはセルフパブリッシングツールがあるとのことで、それを使用してセルフパブリッシングするフローを解説いただきました。ゲーム制作において躓きそうな部分でもあるので、こうした環境が整えられていくのは良いことだと思います。

インディーゲーム開発と資金調達について

投資や借り入れの話をしていただきました。私は現状の「会社員+空き時間で制作」が気に入っているので、お世話になることはないかもしれないですね……。でも、大事な話だと思います。OdencatのDaigoさんは無借金だったそうで。すごい。

インディーゲームパブリッシャーやってみた

インディーゲームを売ることの難しさなどについてお話しいただきました。ブランディングや仕込みが大事、というのはそのとおりですね。私は個人ゲーム制作者として卵ですらないレベルなので、今のうちからプランをいくつか検討しても良さそうです。頑張ります。

ウィッシュリストはまず1万を目指すというのと、ウィッシュリストの15%が初期購入という目安は面白かったです。日々の感想ツイートがあることでロングテール戦略が成立する、というのは大事な考え方でした。

インディーゲームで食うのは、無理ゲーです。

字面どおり、インディーゲームで食べていくことの難しさについてお話しいただきました。『メグとばけもの』ファンとして耳を傾けましたが、興味深い話題がいくつもあって面白かったです。

今回は徹底して聞きに回っていたのですが、Daigoさんは少し感性が違うような……そんな気配を感じました。考え方も共感できるところが多かったです。みんな! ドット絵を描こう!

クロストーク

他のゲーム開発者などとの交流会でした。私は数人とちょろっと話しただけでした(コミュ障とも)。福岡インディーゲーム協会会長の村上さんにも挨拶をさせていただきました。

私自身、インディーゲームでの配信活動がきっかけて人生が変わったところもあるので、恩返しの意味も込めて今後もインディーゲームを通した活動に参画できたらと思っています。まずはゲームを完成させることだな……。

終わりに

貴重な話が聞けたり、RTA in Japanのパーカーを来ていったために運営と間違われたり、面白い経験ができました。話を聞くだけの空間は苦手(手を動かしたい)ですが、良かったと思います。

ただ、惜しむらくは、せっかくゲーム開発者または志す人が集まっているので、簡単なワークショップや座談会が出来たら面白かったなと思いました。ゲームづくりの仲間、いつか見つけてみたいですね。

それではまた。

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