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ドット絵配信を始めて、描きたいものが見えてきた話

この記事は「ドット絵 Advent Calendar 2023」の参加記事です。
今日が9日目!

こんにちは。普段はTwitchでRTA活動などをしているシカダ(@cic_ada)です。ドット絵ゲームのRTAも走っているので、気が向いたら見ていただけると嬉しいです。

最近は「GB Studio」でゲームを作ってみよう的な試みにも挑戦しています。よろしくお願いします。

本格的な配信活動を始めて3年半ほどですが、今年になってドット絵を描く配信をそれなりの頻度で行うようになりました。イラスト配信は多くあれど、ドット絵配信を高頻度で行っているチャンネルはあまりないのかな? と思っています。

今回は、ドット絵配信でいろんなドット絵を描いてみて、段々と自分が描きたいドット絵が見えてきた、という話をします。

ドット絵配信を始めたきっかけ

配信レイアウトにそこそここだわっているのもあって、私は定期的に配信レイアウトを作り直しています。デザイナーライクな仕事をしていたこともあり、ほぼ趣味みたいなものです。

配信始めたての頃のレイアウト
ドット絵でレイアウトを作ろう、となった頃のレイアウト
左上がうるさすぎるレイアウト

見ていると段々配信レイアウトをドット絵で作るようになっているのがわかります。2023年12月最新のレイアウトも、Asepriteでちまちま描き進めたものを使っています。

今使っているレイアウト

この頃からドット絵を描くのが楽しくなって、配信でもドット絵を描くようになりました。配信レイアウトをドット絵で作るようになって、ドット絵を描く配信もありかもな……? という思いが生まれたんだと感じています。

ドット絵配信で描いたもの

一番最初に描いたのは、水族館のクラゲ水槽の前に立つ女の子です。

そこそこ気に入っていて、最近まで名刺のデザインにもしていました。最初に作ったもの正解になりがち。

ゲームボーイの「限られた色数でドット絵を描く」というのが気に入っていたこともあり、しばらくはゲームボーイ色調のドット絵を描いていました。

それから「決まったテーマでドット絵イラストを描きたいな」と思うようになり、「ポケモン金銀風ドット絵」や「◯◯の日ドット絵」を描くようになりました。この頃は色々試行錯誤していたと思います。気が向いたらまた描こうと思っています。

◯◯の日ドット絵の変遷を見ていてもなんとなくわかるのですが、段々と複雑なイラストは描かないようになっていきました。元々イラストを描き込む行為があまり好きでなかったこともあり、ゲームボーイ風の4色イラストでさえ色使いを気にするのが億劫。

そういう思いもあって、その次は「1-bit pixelart」に取り組みました。要は特定の2色だけで描いたドット絵です。

自分の中では結構ヒットしました。
色が2つしかないので「どの色を使うか」ということに脳のメモリを割かずに済みます。その分「何をどう描くか」をしっかり考えられたので、納得いくイラストがいくつかできたのかなと。

11月はオンライン即売会「Pixel Dot Party」に参加することも決まっていたので、それに向けてさらドット絵を描かなければ! と気合が入りました。

企画用に描いていたイラスト

結果的に、ドット絵イラスト集を出すことはできませんでした。忙しかったのもありますが、自分の中で納得できるイラストを生み出すことが出来なかったから、というのがあります。

どうしてだろう、と答えの見えない問題に悩みながらも、ちょいちょいドット絵を描いてはいました。

==========CM開始==========

2024年4月に、ドット絵RTAイベント「Pixel Art Runners」を主催します。
年明けより各種情報を公開予定です。よろしくお願いします!

配信チャンネル:

イベントX(Twitter):

==========CM終了==========

ドット絵の「描き込み」の線引き

最近描いたドット絵が以下の2枚。

2枚目のドット絵は至極シンプルなものですが、気に入っています。元々背景を塗りつぶす予定はなかった(髪とかもしっかり描いていた)のですが、バケツがズレてこんな感じになり、悪くないなと思ってこのままにしています。今は、これが自分の目指すスタイルに近いのではと考えています。

シカダのドット絵好きの理由に「曖昧に描くことで見ている人の想像力に委ねる部分がある」というものがあります。風景や表情など、あえてシンプルに描くことで見る人によって印象が変わるドット絵は美しいと感じます。

クラゲガール。表情の肝である口を描いていない

故に、描き込みすぎたドット絵にはやや抵抗があります。
とはいえ描かなすぎるのは単なる手抜きなので、どれくらい描き込むのかという線引きはこの半年ほどずっと悩んできました。

自宅のビオトープのドット絵。細かいようで結構端折ってる

いろいろ悩み抜いた末に、今自分が描いてみるべきなのは先程も載せたシンプルなドット絵かな、と感じています。ドット絵を「描く」「打つ」というよりも「削り出す」感覚。彫刻に近いイメージです。

ただドット絵を描くだけでも、いろいろ考えることがあるものだなと思いました。多忙で年内はできないかもしれませんが、また来年からドット絵配信を積極的にやっていこうと思います。

以上「ドット絵配信を始めて、描きたいものが見えてきた話」でした。
来年は自分のスタイルを確立できるようにしたいです。

終わりに(※宣伝)

年末は国内最大急のRTAイベント「RTA in Japan Winter 2023」にプレイヤーとして参加します。出番は12月28日のお昼頃。名刺も新しく作り直したので、会場にいらっしゃる方はぜひお話ししましょう。RTAちゃんが主役のゲームも頑張って作っているところです。

GB Studioはいいぞ。

それではまた。

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