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空き家が増加し続けている原因は

なぜ、空き家が年々増加しているのか、その原因について簡単にご説明します。

高齢者が転居し住む人がいなくなる

一般的な原因の1つは、自宅を所有している高齢者が老人ホームなどの高齢者住宅や自分の子供の家へ転居することです。
団塊の世代がこれから高齢者になるため、さらに空き家が増えていくと予想されます。
しかも、高齢者の転居は別の地域への転居が多いため、その地域の活力低下や道路や水道、電気などのインフラ維持も難しくなると言われています。
住む人が減れば、その地域のスーパーや銀行、病院などの生活に必要な施設が減っていくという悪循環が進んでしまいます。

所有者が空き家を流通させずに放置する

もう1つの原因は、空き家をそのまま放置してしまうことです。
高齢者の転居ですが、高齢者が亡くなった場合など、空き家が相続対象になり相続した人が、何もせずにそのまま放置してしまいます。
相続した家を放置する理由としては、家が遠すぎる、思い出がいっぱい詰まっているなどがあります。

また、相続に関係なく自分の所有している空き家をそのまま放置している場合もあります。
大阪市の調査では、物置として使用するから、解体費用がもったいないからが上位の理由として多く、特に困っていない、将来使うかもしれないからなどの理由が続いています。

この空き家の問題について、空き家を所有される方になぜ空き家を放置しぱなしにしているのかをお尋ねしたことろ、82%の割合で解体費用が高額過ぎて空き家を解体できないと言うお応えが返って来ました。
この問題を解決するには、もっと解体費用が低額になるか? または解体費用の補助金の設定金額が安過ぎるので、もっと行政機関が負担を仕組みを設けることだと率直に思いました。
皆様は、どのように思われますか?


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