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サッカーのジャッジの先にあるもの

 今週のジャッジリプレイ12、勉強になったのは毎回だけど、非常に出演者の言葉にも感銘を受けた。
審判の凄さも再認識した。 

◯ 競技規則、これまでの経験を重ねて瞬時に判断してる凄さ

 日本は審判のレベルが低いと言うが、俺はそうかなと思う。

 経験と言う意味では、世界サッカーの歴史と比例するなら歴史は浅く未熟だと思うが、日本人は勤勉性が高くより審判の技術も進化してると思ってる。
 議論好きで検証すればかなりの職人の域になる精神で躍進してると思う。

 競技規則が変わるなか頭に叩きこみ試合をコントロールしてる。そして審判試験にもあるように持久走のテストまである。

 そんな体力勝負で一瞬の判断で勝負するからすごい。

 他の審判にそんなテストある?🤣

 
 そして今回はジャッジリプレイの中で知ったのは選手の異議申し立ての人数。3人以上で「取り囲み状態」(後に審議)になれば罰金、それも俺も勉強不足で知らなかったけど、主審と副審が協議してる時に8人くらいで取り囲めば審判同士の協議も進まないわな🤣

 更に準備と言う点では色々耳にしたこともあるけど、チーム、選手の特徴によっては打ち合わせしっかりしてゲームに臨んでると思う。

 例えばすぐ倒れてカードをもらいに行く選手とか、その選手はしっかり見ようとかなるんじゃないかな。

 去年のルヴァン決勝の裏側の番組で荒木主審とビデオルームのやり取りを見て武者震いしたのを今でも思い出す。

 日本の審判は負けてないと思う。


◯ 原さんに言った言葉

 番組の中で原さんが言っていた「勝ち負け以上に大切なもの、相手をリスペクトする精神」がとても印象に残った。

 勝負事に熱くなりJリーグの最大の理念であるリスペクトする精神を忘れる。

 みんなで誓った原点を忘れない。そう言うメッセージだったし、桑原さんがジュビロの村井選手がゲーム中カッとなってラインズマンに暴言みたい事を言ったけどすぐさま謝罪して真摯に意見を言ったことも放送されたけど、そう言う自分の非を認めて謝罪し、正当に意見を言う人間性の大切さも紹介してた。


◯ 審判のリスペクト

 俺は、過去にあったかわからないけど一度審判の密着番組やって欲しいと思う。それもかなり詳細の。

 どんな準備して、どんな大変で、はたから見たら絶対やりたくない審判の部類なのに何故やってるのか。

 そこにはサッカーが好きの原点しかないんだろうけどその原動力と努力を知りたいと思う。

 見てる側は、好きな事言えるし、贔屓のチームの加担はあたり前だと思う。
 いろんな場面、ルール優先の考えはサポじゃなくただのサッカー好きだってみたいなことみたけど、明らかにオラがチームが正しくて審判が間違ってても受け入れるしかない時もある。
 どうしても間違った相手に土下座させたいって気持ちもわからなくはないけど、選手は切り替えて次に向かってるので自分はそれに合わせて後押ししたい。
 This is football

 

◯ジャッジ不満の最大の要因はコロナ

 勝手な憶測なんだけどジャッジ論争が加熱するのは自分はコロナが最大の原因だと思う。

 そう言う微妙な判定で審判の判断をサポートするためのVARがビデオルームが蜜になる関係上運営できなくなったからだ。

 そして声出して応援もできないストレス、その方向性がジャッジリプレイって言う番組、出演者とかとんでもない方向へ行く。

 全ての悪循環はコロナなんだなと自分なりに思ってる。

 コロナの馬鹿野郎ー

 

◯ジャッジリプレイ番組

 改めて見ると本当にいい番組だなと思った。

 勉強になるのは当たり前だけど、今回審判の山本さんがFC東京の永井選手の対応で「前に怪我したところだよね」っての対応をフォーカスしたけど、山本さんは以前かなりの誤審して叩かれた過去があるけど普段はこれだけ気を使って相当準備して試合に臨んでるのがわかってよかった。

 村井選手、山本審判のこと、今回はリスペクトがテーマだった気がする。

 勝利以上に大切なもの、もちろんそこにサポーターも入ってると言うメッセージだと俺は受け止めた。

 コンサがいるJリーグの最大のテーマでもあり原点はリスペクト、熱くなり我を忘れたら思い出そう。

 そんな事言ってもJ2に落ちたらどうするのよ!ってのは理解したうえでね(小声)


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