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毎日忙しく働く経営者の方へ②「忙しい」を深堀りすると分かる2つの要因

今回は前回からの続きです。

前回「忙しい」という言葉の
魔力をお伝えしました。

新規事業を検討したいけれど、
現場から「忙しい」の声が多く
前に進めない経営者さんの
相談をよく耳にします。

新規事業をやろうと準備を進めていたのに、
現場から猛反対を受けて断念する
事例が多く起きています。


「忙しい」は非常ベル

利益がたくさん出ている中で
忙しいのはOK。

ただ利益が目標に届いていないにも関わらず、
現場から「忙しい」の声が多発した場合は
会社にとって非常ベルです。

忙しいとはどういうことなのか、
経営者さん自身も
把握できていないことが多いです。
今回は忙しい原因を分析する方法を
お話したいと考えています!

忙しい原因は2つに分類

忙しい原因は2つに分類されます。

  • 外的要因

  • 内的要因

それぞれ解決策が異なるため、
まずはどちらの原因なのか
把握することが不可欠。

次に外的要因と内的要因について
詳しく見ていきましょう。

外的要因と解決策

外的要因は自分で解決できないこと。
会社全体やチームで
解決しなければならないこと。

①業務分担ができていない
マネジメントの方が日頃から業務量の
コントロールを行い、分担表を作る。

②過密スケジュール
タスクを書き出して優先順位をつけ、
グループ全体でスケジュールを調整する。

③人材不足
①②を整えることで労働環境が良くなり、
離職の減少に繋がります!

内的要因と解決策

内的要因は自分自身の問題。
問題解消の手助けをするために
上司から教育が必要な場合もある。

①効率化できていない
その人がやっている作業の中で
無駄がないか1度確認し、
それを取り除いてあげる。

②先延ばしにしてしまう
重要度の高いものほど先に取りかかる。
大きいタスクは分解して少しずつ進める。

③集中力が続かない
例えば1時間だけ電話やメールもなしの
集中タイムを作り、休憩もしっかり取る。

最後に

内的要因は個人の成長に繋がることです。

忙しいだけで片付けず、
向き合っていただけるといいなと
考えております。

社員が自分で解決できないところは
上司が手助けをしましょう。

「忙しい」を解決する良い方法を
すでに実践している方も
いらっしゃると思います。

是非その方法を教えていただけると
嬉しいです!