Hanasot 概要 〜ある中卒webエンジニアがつくるちゃんと話せる匿名通話アプリ〜

Hanasotとは

はじめまして。あるです。
Twitterでは ある中卒Web系エンジニアがつよつよエンジニア経営者になるまで(@Chusotuengineer)として活動しているので、名前は略して「ある」にしました。
安直なのでそのうち変えるかもしれません。

個人開発するwebアプリの概要をご説明するために、このnoteを書いています。
その名もHanasot(はなそっと)。
テーマは「ちゃんと話せる匿名通話」です。

topのコピー

みなさん、最近だれかとゆっくり話しましたか?
話した人はどんな話をしましたか?
心からの本音で話ができたでしょうか。
たぶんできなかった人が多いんじゃないでしょうか。
大人になると自分を縛るものが増えていきますよね。
ありのままの自分でいられることって、そう多くはないような気がします。

じゃあ、話せる場所を作ろう。
自分の肩書も何もかもを忘れて、ありのままの自分で話ができる。
だれかの意見を真摯に聴いて、思ったことを素直に話して、また違う人の話を聞いて。
話し終わったら少しだけ心がほっとする。また話そっと思える。
そんな場所を作ってみたいと思いました。
それをwebで形にしたのがHanasotです。

Hanasotは哲学対話というイベントをベースにしています。
その中でも特に参考にしているのは、東京大学で教鞭をとっていらっしゃる梶谷真司先生のものです。
何度かシミュレーションをして、Hanasotでは以下のように対話を進めることにしました。

対話部分のシステム

まず対話は下記の3セクションに分かれます。

・アイスブレイクタイム
・テーマ決め
・対話

トンテキさん(https://twitter.com/momonok0)に作っていただいたデザイン案を見ながら、上から順に説明していきますね。


~~~余談~~~
あ、もちろん上に貼った画像もトンテキさんに作っていただいたものです。
サイト構成からデザインまで超激短納期にも関わらず、すばらしい仕事をしてくださいました。
絶賛お仕事募集中なので案件がある方はいますぐDMしましょう。
さあさあ、もうこの記事は読まなくていいからほら、そのリンククリックして早くいそいでさあさあほらほら
~~~~~~~~~~


はい。ではいきましょう。

アイスブレイク

【アイスブレイクタイム】
参加者同士が恥ずかしさなどから発言できなくなることを防ぐために行います。
Hanasotがランダムで出題するお題に答えてください。
例:
お題)「お気に入りのリラックス方法は?」
参加者A) 「森林浴です」

続いて全ての参加者が順番に質問をしていきます。
参加者B)「よく行く森はどこですか?」
参加者A)「〜〜〜〜〜です。」
参加者C)「森林浴のどういったところが好きですか?」
参加者A)「〜〜〜〜〜です。」
(以下略)

このとき重要なのはテンポです。
内容自体は全く重要ではないので、テンポよく答えて発言することに慣れていきます。
関連した質問が思いつかなければ上の例で、「好きな食べ物は?」とか聞いてもOKです。
これを一人の回答者あたり2分ひたすら繰り返します。
この例でいくとAさんの森林浴という回答に対して2分間、質問を続けるということです。
Hanasotでは参加者を4人に設定しているので、約8分くらいの所要時間になりますね。

アイスブレイク−2

【テーマ決め】
初対面の人との会話はちょっとだけ疲れちゃいますね。
ここで一旦休憩しましょう。
休憩の間、日常のふとした疑問を投稿してもらえると嬉しいです。
思いつかない人は無理に出す必要はなく、ぱっと書ける人が書くといった感じです。
一つも出ない場合は、事前にHanasotで用意したお題がランダムに選ばれます。

この疑問で重要なのは「具体的な解決策のない疑問」であることです。
例として、「空はなぜ青いのか」などといった説明がつくことは不可となります。
「なんで人間関係は難しいの?」
「ごはんが美味しい時と美味しくない時があるのはなぜ?」
「男女間の友情はありえるの?」etc...
具体的な解決策がなければこれといって制限はありません。
ただ老若男女どんな人でも考えられるような議題が望ましいので、専門的な知識が必要な議題は極力避けてください。
(うつ病患者への接し方や介護の問題などが考えられます)

ひとり2票まで投票できるので、気になるお題に投票してください。
同票になったらランダムでお題が決定します。

対話

【対話】
お題が決まったらいよいよ対話開始です。
とりあえず基本的には30分、参加者全員が延長ボタンを押していた場合は都度10分ずつ延長されるシステムを考えています。
細かいルールは下記にまとめますね。

==発言権について==
・発言は一人ずつ行います。
・話したい人は挙手ボタンを押してください。現在の発言者は話し終えたら、次の発言者を指名しましょう。
・挙手していない他者に発言権を渡すことも可能です。受け取った人もまた、話したくなければすぐに他者に渡せます。

==発言内容について==
・なんでも話すことができます。極論すると議題に関係ないことでもありです。議題を飛び越えて多種多様な発言が飛び交うのもまた良いことです。
・なんでもとは言いましたが、例外もあります。自分の考え以外を話すことはよくありません。つまり他者(著名人・本などを含む)の意見は引用するのみで、それを通じて自分が何を思ったのかを話さなければなりません。知識をただ披露するのは避けましょう。
・他者の意見を非難しない。他者との討論は主目的ではありません。

==態度について==
・他者の発言を素直に聞きましょう。ありのままの心で受け入れ、自分の考えも素直に話すことが大事です。
・恥ずかしいことは何もありません。Hanasotは参加者それぞれが他者との対話を通じて、自分と対話する場所です。


根幹の対話部分はこんな感じです。
ちょっと長くなっちゃったので、今日はここまでで終わります。
運営するための収益とか使用する技術とか、その他諸々まとめて後日公開書くので、よければまた読んでください。
公開できることはできるだけ公開していけたらいいなと思っています。
がんばります。

ちなみに3月中にベータ版をリリースするぞと周りには吹聴していますが、まだ1行もコードを書いてません。
...がんばります。


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