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いんさいどせーるす

今回は私なりの「いんさいどせーるす」について書いていこうと思います。
もはや「インサイドセールス」じゃないです。
「いんさいどせーるす」です。
※インサイドセールスとは直接顧客に会わないで営業活動をすることをいいます。電話、メール、Web会議システムなんかでおこなうことです。内勤による営業みたいなイメージ。

私のインサイドセールス

「インサイドセールスが流行っているから、当社もやらないとライバルに勝てない!」
「コロナもあってインサイドセールスが主流になってきているから始めないといけない!」
とよく見る広告ですね。

私がインサイドセールスに取り組んだのは2018年5月。
自分で言うのもですが、地方の中小企業にしてはまぁまぁ早い。
インサイドセールスといったらsalesf●rce!
どうしてもやりたかった私は社長を口説き落とし、丸の内のオシャレなビルにいき、総合受付でセキュリティカードを受け取り、(すげぇ!ビルの中に自動改札機ある!)と興奮しながら上層階へあがり、「見ろ人がゴ●のようだ」というセリフをはきそうになるオフィスで、(ほぉこれが外資系企業のプレゼンかぁ。俺でもできそうだな)とか調子こきながら話を聞いて、速攻で契約して、速攻で飽きて、速攻で解約!という経験がございます。
社長申し訳ございませんでした!!

解約した理由

結論的にいうと
難しい
のです。とにかく難しい。少なくとも私には。
別料金も支払って実践講座も聞きましたが、講師の方の気取った話し方が癇に障ったという記憶しか残っておりません。

salesf●rceはとてもよくできております。とても優秀。さすが世界一。
そう。優秀すぎて僕には扱えなかったのです。
個人的な意見としてsalesf●rceを使いこなすには
・専任担当者必要
・プログラミングの知識必要
・営業マンがITに強い
・営業マンもsalesf●rceの必要性をビシビシ感じている
・毎月1,000人の新規顧客が発生する
ことが必要条件であると思います。

いんさいどせーるす

そう、インサイドセールスはよいソフトウェアさえ買えばなんとかなるというはなしではないのです。

以下はあくまでも私の意見ですが

  1. 顧客情報が誤字脱字なく存在している

  2. 顧客情報を紙からデータにする

  3. その顧客の住所に送りたい内容の手紙(ダイレクトメール)を送付する

  4. 手紙(ダイレクトメール)が届いた頃にフォローの電話をかける

  5. 顧客情報が最新の状態に更新される

  6. この営業活動を毎月定期的に行うことができる仕組みをつくる

が、まずもって取り組むべきことであると思います。

全然かっこよくない。
リードもオートメーションもエンゲージメントもCRMもAIも無縁。
なので「いんさいどせーるす」です。

アナログでもできないことをデジタルにしたところでできません。
ステップメールもメール本文を書き続けることのほうが大変です。
営業活動の可視化もホワイトボードで十分。
スコアリングにしても、ないよりはあったほうがいいくらいだと思います。

要は
いきなり大枚叩いて、専任担当者つけて、時間かけるよりも
地道なことから始めることのほうが重要ですよ。
Excelくらいからやってみて、それでも不足や限界を感じたらソフトウェアを購入すればいい。

インサイドセールスについて調べるとよくわからない横文字ばかりで、誰も本当に大事なこと教えてくれないのでまとめてみました。
2018年の私へのメッセージ
「自分の頭で考えろ」

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