見出し画像

プラ不適切管理2.5倍に

概要
2040年予測、環境流出も増加 

国連環境計画は管理が不適切なプラスチックごみが2040年に2.5倍に膨らみ、環境中への流出も大幅に増えるとの報告書をまとめた。 
プラスチックの使用自体を控え、リサイクルを進めるなどの対策を強化すれば、海への流出を2040年までに80%減らせることが可能な見込み。 
製造から廃棄までの段階で生じる温室効果ガス排出を25%削減できるとした。  
必要な対策とは、プラスチックの使用削減、リサイクル推進、あらかじめ再利用や再資源化を想定した製品設計など。
廃棄物管理が不十分な国へのプラごみ輸出禁止の徹底も重要。  
環境負荷が低いリサイクルとして、粉砕して汚れを取り除き、再び原材料に使うやり方を示した。  
日本政府がリサイクルとしている、プラごみを燃やして熱を利用する手法には言及せず。  
プラごみをめぐり、環境汚染を防ぐための条約制定に、各国が協議中。
廃棄物の管理強化、資源採掘や製品設計段階にさかのぼった規制などが論点に挙がった。

感想

プラスチックごみを再利用するにあたって、効率よく再利用しなければ、処理にかかるエネルギーが逆に多くなり、環境負荷が増大する可能性もある。 
どのやり方が最適なのかを考えると、燃やして燃料にし、熱エネルギーとして再利用する方法が現時点ではいい答えになってきてしまう。
プラスチックの見方が変わり、再利用した方がお金になるのであれば、回収率も上がるし適切に処理する企業も増えると思う。
段々とプラスチックを再利用して作った製品を見かけることも増えた。
(スマートフォンのケースなど。)
現時点ではお金がある企業しかできない技術かもしれないが、コストも下がって来れば変わってくるかもしれない。
鉄やアルミなど、再利用価値が高いものに今後なっていけば、状況は少しは変わるのかもしれない。 
プラスチックは、一度不適切に捨てれば、環境への負荷が大きいこと。生物への影響や、環境中に広がったプラスチックの回収費用など。
プラスチックはただの小さなゴミではないということを、一人一人が意識を改革していけば、少しずつでも減っていきそう。 
プラスチックはどうしても便利なもので、多用してしまう。
ただ、頼りすぎてきた代償を払うのは今後生きていく人たち。 
今からでも少しずつ減らしたい。

引用記事:福島民報新聞 
写真:地元のパン屋さんの夢あんぱん

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?