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環境を整える 3年・鶴田潤平


 部員ブログを始める前に、コロナ禍で働き続けてくださっている医療従事者の方々には、この場を借りて感謝を申し上げます。私たち学生でできることは限られていますが、不要不急の外出を控えることなどでの感染防止対策に努めています。
 
今回の部員ブログを務めさせていただく、3年の鶴田潤平です。サッカー部では、審判としてチームに関わらせていただいております。今回は、「環境を整える」ということについて私が思っていることを書いていこうと思います。今回のことは主にサッカー(特に審判)的な視点から見ていきますが、多くの人、組織に通ずるところが必ずあると思います。
 

突然ですが、みなさんが試合中に怒る、文句を審判に言うときはどのようなときですか??
それは多くが、「公平」、「公正」、「安全」がおかされた時であるときが多いかと思います。公平のことでいえば、自分のチームへのファールはとらないのに、相手は同じことをしているのにとるなどといったことです。安全でいえば、危ないことをされたときなどです。
この上に書かれた3つをしっかり審判が保証していないと、選手はプレーに集中しづらい、または集中できない環境になり、「感動を呼ぶ」試合にはなかなかなりません。逆に荒れた試合になってしまいます。
「感動を呼ぶ」というのは一概に決定的な答えがあるわけではないですが、プレーする人、ベンチの人も含めた周りの人が見ていてストレスのかからない試合というのが、一つの考え方としてあっていいと思います。
ここまで述べてきましたが、大事なことは、審判は試合の中で「環境を整える」存在であるということです。審判は笛であったり、カードであったりを持っているからといって試合の中で上に立って天狗になるべきではないと思っています。試合中選手や監督などに「許されている」ときは実は多くあります。それを審判員は自覚しておかなければなりません。選手の他にも試合に関わる多くの人と協力して「感動する試合」を作るものであると思います。例えば、選手が求めていることを見て、それに合わせることも一つです。
 
長々と「環境を整える」ということについて書いてみましたが、いかがでしたか?
「確かに」と共感してくださる方もいれば、「何を言っているのだ」と思う方もいるかと思います。それに関しては人それぞれの考えを尊重しますし、もしこのブログを読んでもっと話してみたいと思う方がおりましたら、ぜひ話しましょう。
ここまで読んでくださりありがとうございました。

◇鶴田潤平(つるたじゅんぺい)◇
学年:3年
ポジション:審判
前所属チーム:都立高島高校

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