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大きな決断(サッカー辞めます。)


今回の部員ブログを担当させていただきます。 4年の大桃伶音です。

今回は、「大きな決断」というテーマでブログを書いていきたいと思う。

なぜこのテーマなのか?
4年生になると進路を選択する必要がある。プロサッカー選手になってサッカーを続けるか、就職活動を本気で行ってサッカーを辞めても後悔がないぐらい入りたい企業を見つけて就職するか、葛藤の日々だった。

もちろん、大学に入った当初は、プロになってやるという気持ちで日々努力していた。1年〜3年で毎年、怪我も多くシーズンの半分ぐらいしかサッカーができていない状況が続いた。怪我が治って復帰して調子が上がってきてもまた怪我をして0からのスタートの繰り返しで、コンディション、パフォーマンスが中々上がらず、試合にも出場できず、ここまでの挫折は始めてだった。プロになれるのか、将来への不安で押しつぶされそうな毎日でした。

結局、3年生までトップチームで試合に出場できずに4年生を迎えてしまった。自分の中で3年生の夏までにトップチームで試合に出場できなかった場合、就職活動を行う事は決めていた。4年生では、悔いが残らない様にサッカーと就職活動の両方を本気で行う事にした。サッカーではJ2以上のプロクラブに内定、就職活動ではサッカーを辞めても後悔がないぐらい入りたい企業を見つけて内定する事を目標とした。やれる事は全て行って最終的に決断すれば、どの道に進んでも悔いが残らないと考えて3年生の8月に決断した。

決断してからは、朝7時から8時半まで練習、その後は大学の授業を受け、夕方には筋力トレーニング、夜には寝るまで就職活動の準備を行う日々を毎日繰り返した。就職活動を始めたての頃は、上手くいかずサッカーに加えて就職活動でも挫折を経験して、泣きながら母に電話した時もあった。そんな中でも決めた目標は、達成するまで
諦めたくなかった。何が悪くてどう改善しないといけないのか、多くの人の力を借りて必死に考えて取り組み続けた。

すると4年生になったタイミングでサッカーも就職活動も上手くいき始め、やってきた事が形として表れた。サッカーでは関東リーグに毎試合スタメンで出場する事ができた。就職活動では、自分が納得する形で行きたい企業に内定する事ができた。あとは、サッカーでJ2以上のクラブに内定する為に頑張ってやり切るだけだった。

その矢先、7月9日の夏の全国大会に出場する為の予選で後十字靭帯を断裂した。この怪我で4年生最後のシーズンが終了する危機に追い込まれた。この怪我を機に将来どの道に進むかを正式に決断することにした。苦渋の決断だったが、16年間続けたサッカーをやめて、企業に勤める事を選択した。サッカーを通して人として大きく成長できた部分や多くの仲間とも出会える事ができた。これは一生の宝物であり、大きな財産になった。

サッカーをやめる理由としては、プロサッカー選手になる人達は、プロになりたいという強い気持ち、プロで活躍する為に毎日の生活から逆算して行動することが必要だと思う。

でも自分は、幼い頃はキラキラして見えていたプロサッカー選手の世界も年齢を重ねると共に自分の周りにプロの選手が増えてきて、話を聞く機会が多くなり、現実的な話や長い将来を考えた時のリスクばかりを考えてしまい、サッカー選手に魅力を感じなくなってしまったのが正直な理由になる。

そう思う前は、誰にも負けない、俺が1番だ、何がなんでも勝つと闘争心を剥き出しにして自分が上に行くことだけを考えていた。プライドが高く、他人に何かしらで負けたり、馬鹿にされたりするとイライラするぐらい負けず嫌いなので、そんな自分を信じて努力し続ければ、プロの世界でも活躍できると思っていた。でもその気持ちが薄れてしまった。

いつしか上に行きたいという気持ちより大好きなチームメイトと大好きなサッカーを思いっきり楽しめれば、それで幸せだと思ってしまった。

もうサッカーの辞め時だと思った。

正直、この決断は悔しいし、少し後悔は残ると思う。まだまだやれる、決断するにはまだ早くね?って思ったりもした。

でも中途半端な気持ちで続けていてもプロの世界で生き残れるほど甘い世界じゃないのは、プロの人から話を聞いても、実際にプロの中に混ざってトレーニングをしても思った。身をもってプロという厳しい世界を実際に肌で感じたからこそ言える。

16年間、僕の日常にはいつもサッカーがあって、沢山の出会い、感動、挫折、楽しさ、悲しさ、喜びなどの多くの体験、そして人として多くのことを学び、成長させてもらった。

でもこれからのサッカーのない人生を大いに楽しみます。サッカーよりも楽しいって思える様に仕事を頑張って大好きな仲間とたくさん遊びます。
やりたい事は全部やります。

こんなに楽しくて素晴らしいサッカーを絶対に忘れることはないけど、サッカー辞めても幸せになります。

ここまで関わってくれた多くの方々にこの場を借りて感謝を申し上げたい。皆さんがいなかったら見られない景色や多くの経験をさせていただけたので、社会人になってもこの経験を活かしてより一層頑張っていきたいと思う。

そして最後に今年をもって「16年間続けたサッカーを引退します。」ここまで応援してくれた方、支えてくれた方、ありがとうございました。

サッカー人生最高でした。

大桃伶音

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