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情熱の変化

三年 星稜高校出身 南出涼太

こんにちは。私の父は中央大学学友会サッカー部のインスタのストーリー閲覧スピード1位であると言われています。その息子、星稜高校出身3年南出涼太です。今回の部員ブログを担当します。「中大サッカー部にいる目的は?」というタイトルがあるので、それに沿って私の経験と共に話します。

私は小学1年の時にサッカーを始めた。父が社会人チームでサッカーをしている影響と、テレビで見た「少林サッカー」に憧れボールを蹴り始めた。小さい頃のサッカーは本当に楽しかった。学校の朝休み昼休みにサッカー、ましては10分休みの間にもサッカー、家に帰ってもサッカー。サッカーに夢中になっていた。

サッカーが大好きだった僕は、強制丸坊主であった星稜中学に何も思うこともなく入部した。「サッカーを楽しみたい」、「サッカーが上手くなりたい」ただそれだけだった。朝5時に起きて、夜は8時過ぎまでサッカーをして帰る。これが当たり前で一つも苦ではなかった。

中学までは、順風満帆だったサッカー生活が、高校では一変する。高校2年生までの間、トップチームに1つも絡めなかった。挫折である。だけど自主練はやめなかった。朝5時に起きて、夜は8時過ぎまでサッカーをして帰る。その結果、3年時には「7」番をもらって試合に出ることができた。

サッカーに情熱を注いできた。
サッカーに夢中だった。
だけど、何か変化している気がする。何か違う。
ふと今までのサッカー人生を振り返ると、情熱が変化していることに気づいた。

中学生までは、サッカーが楽しく、サッカーにワクワクしながら取り組み、必然的に努力し、情熱を注いでいた。しかし高校は、他からの期待による義務感、恥をかきたくない、だから努力する、こんな情熱へと変わっていた。楽しさより、つらさの方が多くなっていた。

私はこの情熱の変化に危機感を感じながら、かといって何もすることなくそのまま、中央大学学友会サッカー部に入部した。

入部して、初めてAチームの試合を見た時を覚えている。パスを何本も繋いで、敵にボールを奪われることなく綺麗にゴールをきめる。その時私は、すごくワクワクした。久しぶりの感覚だった。このチームでこれからプレーできる。こんなワクワクするサッカーができる。そこからサッカーが楽しくて仕方がなかった。もう一度ワクワクしながらサッカーに情熱を注げることができる。(毎回父に会う時、サッカーが楽しいと言うほど)

中大サッカー部にいる目的としては、第一に「楽しいから」である。

自分勝手な目的かもしれないけど、本当に楽しい。周りのみんながサッカーが上手くて、今まで経験したことのないポゼッションサッカーで、いつも刺激をもらえる。だからこそ、私は中央大学サッカー部に貢献したい。こんな素晴らしい環境、チームでサッカーをできることに感謝してプレーしたい。今私はBチームだけど、その置かれた立場で全力を尽くして、Iリーグで優勝したい。そのために「情熱」を注いでいきたい。

拙い文章でしたが最後までお読みいただきありがとうございました。

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