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アツキよアツくなれ

2年 前橋育英出身 大野篤生

最近、顔デカいじりが一段落し、寂しさを覚えつつある大野です。いじりの上級者であればこの辺で耳が小さいことをいじってくるのですが、中大にはなかなか現れませんね。
 
冗談はさておき、このブログのテーマは「中大サッカー部にいる目的」です。プロサッカー選手になる、日本一をとる、ことはもちろん目的ではありますが、これは自分の中では大前提なのでここでは触れません。

では、目的は何なのか。それは「良きリーダーになる」ことです。
そこで取り組むべきことこそが「アツキよアツくなれ」ということです。この「アツく」には2つの意味があります。

まず1つ目は情熱を持つという意味で「熱く」なるということです。でも、ただ熱くなるだけではありません。情熱をチームに伝染させるほど熱くなるということです。

リーダーの役目は「チームを一つにする」ことだと思います。その一つとして、自分が情熱を伝染させることが必要だと思います。なぜなら、その伝染した情熱を基準にチームが一つになると考えているからです。

ただ、伝染させるということは自分だけでは完結できません。伝染とは受け手がいて初めて成立するものであるということです。

ここで2つ目の意味が絡んできます。それは、人望が「厚い」人間になるということです。

人望とは何か。ざっくりいうと、信頼のようなものです。
では、なぜ、人望が必要なのか。

それは人望が厚ければ厚いほど、自分の伝えたいことが受け手に齟齬なく、受け取ってもらえると考えているからです。人望がある人とない人から同じことを言われたとき、人望がある人に言われたことのほうが、より本人の意図が鮮明に読み取れることは皆さんも経験済みであると思います。

では、どのようにすれば人望を得られるのか。
私は相手の感情を大切にし、コミュニケーションをとることが人望を得るための一歩だと考えています。

「人は感情をもとに行動する」
これは私が尊敬する先輩からいただいた言葉です。
時に正論や筋道の通った理論でも感情に勝ることはできないという意味が込められています。

例えば、マクドナルドは何十年と人々に愛され続けています。体に悪いという正論を頭ではわかっているはずなのに、ついつい食べてしまう。これがまさに正論に感情が勝るということです。正論を否定するわけではありませんが、必ずしも正論こそが答えにはならないということです。

コミュニケーションでも同じです。相手がどのような感情なのか、あるいは、どのような感情になるのかを常にイメージしながらコミュニケーションをとり、それが正論でなかったとしても、お互いに共通した答えを導くことが大切だと思います。こうしたコミュニケーションが自分の情熱を正確に、齟齬なく伝えるための準備として必要だと思います。

良きリーダーになるために、まずは自分自身が「熱く」なること。そして、その情熱を齟齬なく受け取ってもらうために、相手の感情を考えたコミュニケーションをとり、人望が「厚い」人になれるように行動していきます。

長くなりましたが最後まで読んでくださりありがとうございました!

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