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「スタートラインに立った今」 1年 小野耀路

「スタートラインに立った今」

経済学部1年 小野耀路



皆さんこんにちは。今回部員ブログを担当させていただく、ヴェルディユース出身、筋肉ダルマになりつつあるGK小野耀路です。夏に向けて細マッチョを目指しているので気をつけながら筋トレをしたいと思っています。脳筋ではないということを綺麗な文章で見せたいと思います。最後まで見てくれたら嬉しいです。

 今回は、私を知ってもらうために今までのサッカー人生を綴ろうと思っています。まず、私がボールを蹴り始めたのは保育園の時でした。今思えば、あの頃もキーパーをやることが多かった気がします。でも痛いのが嫌だったので、ハンドボールのように入ってはいけないエリアを勝手に作っていました。そして、小学3年生から学校のチームに入りました。最初はDFだったのですが、4年生の時にチームGKが不在の時がありました。そこで、じゃんけんで自分になりました。このじゃんけんがサッカー人生を左右するとは思ってもいませんでした。そして、その試合で10失点を喫したのです。途中からは点を数えることをやめたのを覚えています。今は試合時間90分ですが小学生の頃は2、30分なので文字通り地獄のような試合でした。多分、負けず嫌いだったのでしょう。そこからキーパーを本格的に始めました。少し体が大きかったことや、運良く、キーパーをやっていた人が教えてくれていたのでトレセンなどにも絡めるようになっていきました。また、普通の小学校のチームだったので4年生の時から6年生の試合に出てたくさん経験することができたことも運がよかったです。

 中学では東京ヴェルディ支部のクラブに入りました。順調に試合に出ることができて、東京ヴェルディユースに昇格できました。ユースでは、自粛期間から始まりました。そのためシーズン開始が延期され、9月開始となりました。しかし、これによって自分を変えることができたと気づくのはもう少し先でした。まず、それまでの自分は周りに流されながら行動していたんだなと感じることがありました。自粛期間で引っ越してきたため、ボールを蹴る友達がいませんでした。引っ張ってくれる周りの人がいなくなり、自己管理ができなかった私は体重が8㎏も増えたのです。そうするともちろん、コーチから自己管理の大切さを叩き込まれました。ここからの日々はみるみると変わっていきました。 そして、先輩のケガやコロナ関係も重なって1年生から関東リーグに出ることができました。しかしながら、2,3年生では3試合しか公式戦に出られず、そう上手くは行かないことを身をもって経験しました。そのときは、やめたいと心のどこかで思うこともありました。この経験はもちろんもうしたくはないけど、でも、必ず今の自分に繋がっていると思います。

 さて、中央サッカー部に入部してからの3ヶ月は濃いものだったけどあっという間に過ぎました。多分これからもそうだと思います。だから1日1日自分と、サッカーと、筋ト…と向き合って未来の自分のために頑張りたいと思います。 最後にこんな言葉があります。「真のトレーニングとはやめたいと思った時から始まる」名言に肖って言わせれば私にとってのサッカー人生は大学から始まったのかもしれません。

◇小野耀路(おのあきみち)◇
学年:1年
ポジション:GK
前所属:東京ヴェルディユース

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