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あと少しの自信を

 今回、部員ブログを担当する、3年学生トレーナーの澤村美裕です。

 私が入部した昨年の5月頭から、約1年がたった今このブログを書いています。最近、学生トレーナーとしてはじめて公式戦のベンチに入りました。アップやタイムマネジメント、怪我人が出たときの応急処置などなど。気が張って仕方がない90分間、どうか怪我人がでないでくれと祈るばかりでした。ただ、こうして自分が関わったチームが勝てば100倍嬉しいし、負ければその分悔しいです。そんな思いをより交わすことができたと思っています。

 私は中学〜高校時代はダンス部に所属していて、選手として大会に出場していました。大学に入学してすぐにコロナの影響があったものの、2年からはやりがいのある活動をしたいという一心で経験も知識も少ないサッカー部に入りました。なので、今のように人をサポートする立場にいることははじめてです。そんな中、こうして学生トレーナーとして活動させていただいている今、ふと自分の無力さに落ち込むときがあります。それは、もっと頑張れるのに、もっとできるのにどこか今の環境に甘んじて100%に満たない、92%くらいの頑張りしか発揮できないこと。それはダンス部時代のときもそうでした。大会出場メンバーを選ぶセレクションに合格し、それなりに良いポジションをもらってもどこか100%を出しきれていない。もっとあの時がんばれたのにと思うそんな後悔は正直いつも心のどこかにあります。それでも、周りのメンバーは皆優しいし、いつも私は恵まれた環境にいます。そしてなんだかんだ、結果はうまくいくことがほとんど。もしかしたら自分は運がいいのかもしれない。けれど、その恵まれた環境が生んだ良い結果に甘んじて、胸を張って頑張れたと言える自分でいれないことは本当にもったいないとつくづく感じます。

 だからこそ、残された2年間で全力を尽くせたと言える自分に成長したい。自分はきっと運がいいのだから。学生トレーナーの仕事は勝利のための環境づくりで、選手たちでできることもたくさんあります。それでも、現在学生トレーナーである私なりの存在意義を見出して、始動したばかりのこの役職を今後も引き継いでいきたい。

 こうしていくことが、私たちの掲げる「総上」に他ならないものだと信じて、残りの時間を邁進していきます。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

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