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フットボーラーであり続ける

3年 狭山ヶ丘高校出身 髙木慎太郎

"中央大学サッカー部にいる目的は何か?"

1年の時に書いた部員ブログでは「プロサッカー選手になるために中大サッカー部に入部した。」と書きました。

それから2年が経った今、この問いについて考え直すと、その答えは2年前よりも多く浮かび上がり、改めて中大サッカー部にいる期間の重要性を実感し直しました。
よって今回は2年間で多くの経験を経て、残り1年と少しになった今の、私の想いを綴ろうと思います。
 
まず、大前提として、「プロサッカー選手になる」という目標は今も変わっていません。
しかし、3年になり「仕事」や「就活」といった現実的な言葉が嫌でも耳に入るようになり、私が幼稚園の時から目指してきた"夢"について深く考え直すようになりました。
そして原点に立ち返り、

"なぜプロサッカー選手を目指しているのか?"

という問いにぶつかりました。
大学で一緒にサッカーをしている人の殆どは、卒業後プロサッカー選手ではない道へと進みます。実際、プロになれる人はほんの一握りで、プロになれたとしても非常に厳しい世界が待っています。
それがわかっていても、なぜ私は、敢えて修羅の道を選び、プロサッカー選手を目指しているのか?

プロサッカー選手を目指す人の中には、「子供たちに夢や希望を与えたい」「親孝行したい」といった、他人に向けた理由を持つ人もいるでしょう。
しかし、悩んだ上で導き出した私の答えは

"サッカーが大好きだから"

という一言に尽きます。
なぜなら、40歳50歳になっても、できることなら死ぬまで毎日サッカーだけを続け、何歳になってもがむしゃらにボールを追いかけている姿こそ、理想の人生だからです。

つまり、私の人生の目標は"フットボーラー"であり続けることだったのです。ここで私が定義する"フットボーラー"とは「サッカーを愛し、勝利と成長を追い求める人」を指します。

もし、プロサッカー選手ではない職業に就職し、アマチュアというカテゴリーでサッカーを続けることになれば、仕事の合間でしか練習が出来ず、サッカーに使える時間は格段に少なくなってしまいます。歳を取ったら、毎日練習できないかもしれません。
それでも私は"フットボーラー"であり続けたい。
いつまでたっても貪欲に勝利と成長を追い求めていたい。
これが私の人生の目標です。

この目標を達成するために中央大学サッカー部にいます。
そして、これが私の中央大学サッカー部にいる目的です。

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