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中大サッカーにいる目的

一年   静岡学園高校出身 西村湧志

こんにちは。中央大学サッカー部一年の西村湧志です。大学生になりあっという間に3ヶ月がたち、一人暮らしにも慣れてきました。
僕が中大サッカー部に入ったきっかけは静岡学園の先輩が中大に多く進学していて静岡学園との繋がりがあり、プロになることを目指せる厳しい環境に身を置きたいと考え、中大サッカー部に興味を持ったことが最初でした。高2から高3になり、試合に絡むことができていなかった僕が進路調査の紙が配られた時にまず考えたことはサッカーでプロになることではなく、大学4年間で何を学びその後の人生に活かせるのかでした。勉強が苦手ではなく、英語が得意だったため大学では語学や経済学などを学びたいと考えました。その時点では僕はプロを目指せる立場ではなく、もちろんスポーツ推薦をもらえると考えていなかったので指定校推薦で中央大学を目指すことに決めました。そのため、僕が今中大サッカー部にいる目的はプロになることだけでなく、その後の人生のための人間力や社会で活躍するための知識を養うことです。

中大サッカー部で成し遂げたいこと

僕がサッカーをする中で意識していることは強いだけでなく、見ている人を魅了させるようなサッカーをすることです。日本のJリーグと世界の様々なリーグを比べると文化的な違いもあると思いますが、サッカーファンやサポーターの熱さには大きな差があります。例を出すとすれば、イングランド2部チャンピオンシッププレーオフ決勝では9万人収容のウェンブリーが満員になります。そこには文化だけでは収まらない大きな違いがあります。その違いは何かを考えたとき、僕はサッカーの圧倒的な特徴の違いだと思います。リバプールの縦に速くオープンな展開を好むチームであったり、マンチェスターシティのようなボールを持つことで試合をコントロールするチーム、ライプツィヒのようなプレスで違いを生み出すチーム。大学サッカーはプロ予備軍の集まりで、どの大学もレベルが高い中で中大サッカー部は勝つことにこだわりながらも一人一人が魅力のある選手になり、魅力のあるサッカー見ていて楽しいサッカーをすることの出来る集団だと思います。僕の成し遂げたいことは一人一人がどこにでもいる普通の選手ではなく、唯一無二の選手となり、大学サッカーといえば中央大学と言わせれるほど魅力的なチームにすることです。魅力的なチームには自然と熱いファンがつき、チームの価値があがるはずです。僕は幸いにも全国選手権に出場することができ、初めてあれほど大きな舞台でプレーしました。サッカーをしている人なら誰でも知っている舞台。もちろん嬉しさもありましたが、もっと大きな舞台でサッカーをしたいと思えるきっかけになりました。大学サッカーをもっと盛り上げ、より大きな舞台でプレーできるように中大サッカー部を日本一魅力的なチームにしていきたいです。

自分の存在意義

正直、僕は中大サッカー部でプロになるために日々練習に取り組むことだけを考えて入部しました。しかし、いざ入部してみると、貴重な大学生活を中大サッカー部のために注ぐスタッフの熱い気持ちや、部員全員のアットホームな雰囲気を感じ、プロになることだけを考えてプレーするだけではなく、このチームにどう貢献できるのかを考えるようになりました。このチームに貢献するために選手である僕にできることは勝つことしかないと思います。今までサッカーを続けてきて、僕は自負のためにプレーしてきました。負けても、自分のプレーを出せれば、楽しめれば良いと思ってきました。これからはサッカーを楽しむ気持ちも忘れずに勝ちにこだわれるような選手になり、チームに貢献したいと思います。
長くなってしまいましたが、ご精読ありがとうございました。

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