「人生のFly Away」 2年 一ノ瀬暁斗
「人生のFly Away」
総合政策学部2年 一ノ瀬暁斗
一、はじめに
ニ、中大サッカー部への想い
三、未来へ
今回のFly Awayという言葉は遠征、飛び立つ、空想で導かれるという意味がある。
全員が幸せや成功という目的地へ飛び立ち、達成の為の厳しい遠征へと向かう。現実とかけ離れている高い目標の空想を叶える運探しの旅。
そんな意味を込めたつもりである。
はじめに、中央大学サッカー部として活動出来ている事に感謝すると共に、責任を感じている。
皆さんに携わらせている身として、どのような想いや考えを持って動いているのかは説明する責任があると考える。誰もが24時間という限られた時間を過ごす中で僕がなぜこのサッカー部に時間を捧げているのかを書こうと思う。
一、今、約1年間という日々を終えて、部活の厳しさを感じながら、迫り来る時間の少なさをひしひしと感じている。1年間で皆さんと関わる事にあたり、時間が解決してくれた部分が大きい。
未だ、僕の仕事ぶりや人間性において評価に値しないと考えている。中学、高校とゆとりのある充実した時間を過ごせた。大学では更に制限が無くなり、大人への新鮮さを感じられると思っていたが、全くそんな事はないと僕は思う。時間だけが過ぎていく怖さを感じる。大学では自分のプライベートな時間を少し犠牲にして、鍛錬をしようと思い立ち、覚悟を持って部活に入った。僕は部活に入った事によって、経験や価値観、毎日の過ごし方が多種多様な人々とまた沢山の出会いがある事に大きな期待と歓びがある。この経験は過去の自分への積み重ねと共に、今の自分の道導であり、未来への財産である。自分から動かないと何も起こらないし、待っていても誰も振り向いてはくれない。やるか、やらないかで戦える人間になりたい。チャレンジを怖がらない、進化、変化を厭わないそんな強い人間に僕はなりたい。
二、中大サッカー部での挑戦、経験は私を自律させるだけではなく、大きな財産になる事に間違いないだろう。選手と違い、僕はサッカーを目的に入った訳ではなく、また現在やらせて頂いているトレーナーという職を目指している訳でもないし、専門的な知識がある訳でもない。部活に貢献する手段として日々勉強の毎日である。中大サッカー部という環境で行動出来る事。毎日が刺激的であるし、時間が経てば経つほど、発見の積み重ねが強くさせてくれる。大学というフリーダムに送れる4年間を背伸びをして、貪欲に走り抜ける。
未来を見据えた行動でもあると同時に私は今この瞬間が財産になっている。私は有難い事に全てのカテゴリーの人と関わらせて頂いているが、其々が状況も描いている未来も更には価値観も違う様に感じる。皆さんが共通しているのは自分と向き合いhardにワークしている事だ。集団として動く事の難しさがある中でバランスを取りながらサッカーに取り組む事はとても難しい。一人一人がサッカー部中心の生活ながらも今までのストーリーがあり、紆余曲折を経て状況が全く異なる。屈強な精神力と体力が根底にあるのは間違いないのだろう。私も徐々に弱々しい精神力を叩きのめし、強さが身に付いてきた実感はある。
トレーナーとして活動する時間はリハビリ時間、アップの時間、今やらせて頂いている体幹の時間と限られている。そこが僕のパフォーマンスの場だ。今後も愚直に徹したいと考えている。
中央大学サッカー部での活動は僕の血となり、肉となる、大きな期待が僕の原動力になっている。集団の中での信頼関係を得る為に、僕が人と関わる時、大切にしている言葉がある。
一つ目は相手を信じ、待ち、許してあげる事。
これは、一見立場に差がある様に見える言葉であるが人としての寛大さや余裕を持つ事の大切さ、優しさであると認識している。
二つ目は無視、称賛、批判。
まず、大学生として社会人目前であるから、お互いに干渉をする事をしないし、興味を持とうとしない。先が皆んな見えてくるし、体力を使う行為だと知っているからだ。だから、皆んな無視か、表面上の称賛で止まる。大人になるとはそういう事なんだと理解しながらもそれが正解とは思わない。
相手が個人でも集団にも関わらず、コミュニケーションをしていると感じる事が出来る、自分の存在としての価値を分析する時に使う言葉であるのだが、存在の色が段々と濃くなっていく事を表す言葉であると思う。
人間関係の基本はコミュニケーションに加えて、
お互いを尊重する事である。その上で魅力的な武器の前提には揺るがない硬い基盤があると思う。
三、4年間を素直に一所懸命の想いで取り組む。中大サッカー部という厳しいながらも、最上の環境の中で、まずは感謝の思いも含めて貢献する事。自分にプレッシャーをかけ続け、hard workを惜しまない事をここに誓う。部活の皆さんには感謝の思いが常にある。その上で両親への感謝の気持ちも強く持っている。大学まで恵まれた環境で経験が出来ている。父の余裕、母の優しさ、両方からの愛を感じている 笑顔が絶えない生活をいつも有難う御座います。将来、社会人になった時、沢山の壁が押し寄せてきても、乗り越えていく強さを身につけられる。将来の時間は限られていて、未来を考える時間も惜しい所であるが、一度の人生、喜怒哀楽の多い刺激的な毎日を送ろうと思う。今の環境を最高に楽しんで実りあるものに出来るように全身全霊、四年後に僕と関わって良かったと思ってもらえる様に頑張っていく。
最後に僕の好きな偉人劉備玄徳の言葉を紹介したい。「これ賢、これ徳、よく人を服す」人間関係において、これから組織の一員として、能力も大切であるが、人としての聡明さ思いやりを重んじた言葉である。人として認められる様に気持ちを強く保っていきたい。日々前進、一所懸命の精神で一日を大切に生きようと思う。今後とも宜しくお願いします。
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