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可能性と挑戦 4年 小島偉央



皆さんこんにちは、1日入れ替わりたい人ランキングにランクインし、みんなイケメンになりたいんだなぁと思っていたら、足が速くなりたいだけだったことに気づかされ今年一落ち込んでいる4年の小島偉央です。



前回の部員ブログで私は、中央大学サッカー部に入部した経緯と思いを綴らせてもらいました。「自分の可能性に挑戦する」これが私の中大に来た理由であり、大学サッカーにおける目標です。中央大学サッカー部での活動も残りわずかとなったこのタイミングで、この思いに対する結果を振り返りたいと思います。



 結論から言うと、この思いに対する4年間の自己評価はかなり満足のいくものだった。無名校出身かつ4月から練習に参加したにも関わらずBチームのアイリーグ開幕戦スタメン2ゴール。2年時にA2に昇格、ケガによる長期離脱をしたものの年末の新人戦全国大会ではメンバー入りし1得点。3年時は8月にA1に昇格、FW陣のケガもあり9月にデビューかつ初得点。4年時は前期からゴールを重ね前期得点王。そして今に至る。思いつくポジティブなハイライトを羅列しただけで、もちろん良いことばかりではなかったが、結果だけ見るとまさに絵にかいたようなステップアップで、高校生時代には全くもって想像できなかったものだ。
 ただこの結果を今になってこう考える。この結果を残すポテンシャルはもともと持っていたのではないか。自分がトップでいられる環境に甘んじてそれ以上をもとめない。そんな考えが自分の可能性を自分自身で縛り付けていたのだ、と。つまり何が言いたいのかというと、挑戦(やってみること)が大切だということ。ありふれていて漠然とした主張にも聞こえるが、これは私が大学の4年間、いやサッカー人生において得た実体験に基づく最大の学びである。
 人間というものは何かに満たされると次の欲求が湧いてくるものだ。4年間中大サッカー部で活動をしてきて今求めるものはチームでの結果だ。高校までのサッカー生活において、県大会出場を決めた瞬間やシード校を倒した瞬間。レベルは低いのかもしれないが、それはどんなゴールよりもうれしかった。私はこの4年間その瞬間を味わっていない。関東リーグ一部昇格、その瞬間は間違いなく今までのサッカー人生の中で最も幸せな瞬間となるだろう。今までの人生の中で最も時間をかけてきたサッカーが終わりを迎えようとしている今、最後までこの瞬間のために私は走り続けたい。



以上がこの4年間の振り返りになりますが、最後にこの場を借りて、今までサポートして頂いたすべての方への感謝をしたいと思います。特に大学サッカーという経験をさせてもらうきっかけをくれた高校時代の顧問の先生、その挑戦を快く受け入れ、支え続けてくれた両親には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。

長々とまとまりのない文章となってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

◇小島偉央(こじまいお)◇
学年:4年
ポジション:FW
前所属:新居浜西高校

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