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楽しむために本気であれ

最近、筋トレをしていますが、自炊が面倒で体重が減っていく一方で困っています。法学部法律学科2年の中村明樹です。文章を書くのは苦手なので、拙いものになるとは思いますが最後まで読んでいただけたら幸いです。

私は、6歳の時にサッカーを始めたので今年で14年目になり、とてもたくさんの経験をさせてもらいましたが、今考えてみると右肩下がりのサッカー人生だなと思います。小学校の時には地元のチームで良い成績を残せ、中学では横浜FCのジュニアユースにスカウトでいれさせてもらいました。ですが、高校に上がる際にはユースに昇格することができませんでした。幸いなことに、セレクションを受け、国学院久我山高校にスポーツ推薦で入学することはできましたが、3年間トップチームで試合に出ることはできず、引退が決定した試合もベンチで立っていることしかできませんでした。今まで自分に携わってくれたコーチの方々にはとても感謝していますが、サッカー選手として、そして自分にとって満足のいく結果は残せませんでした。

時の流れは速いもので、中央大学に入学し、サッカー部に入部し、1年が経ちました。同期や他大学の友人は着々と関東リーグで活躍し、結果を残している中、私は現在一番下のカテゴリーで試合に出られるか出られないかのレベルでサッカーをしています。何をやっても上手くいかず、フラストレーションがたまっていくだけの毎日で、今回の部員ブログのテーマである「中大サッカー部にいる目的」も正直なところよくわからなくなっていました。そんな中、ふと携帯で写真フォルダを見ていたところ、ある文章のスクショを見つけました。それは高校時代に一年間だけ一緒にサッカーをしていたあるコーチがチームを離れる際に送ってくれたもので、そこには、「楽しむために本気であれ」と書いてありました。「楽しむ」という言葉にはいろんな意味があり、ものの楽しみ方も人それぞれです。ですが、ここでの意味は、友達と仲良しこよしで笑い合うといった安っぽい意味ではありません。その文章には加えて「自分が情熱をかけたいと覚悟を決めたことに対しては絶対に本気であれ。勝負事
であるなら負けるな。突き詰めろ。でないと真の楽しさにはたどり着けない。」とも書いてありました。この文章を読んで、私は熱い思いになったのと同時に、自分がなぜここまで苦しい思いをしてまで、サッカーを続けているのか気づけました。それは、単純にサッカーが大好きであったからです。コーチの言葉を借りるのであれば、サッカーが「情熱をかけたいと覚悟を決めたこと」であったということです。

後悔先に立たずという言葉があるように、人はどんなに後悔したとしても、過去に戻り、やり直すことはできません。また、この先の将来恵まれた環境でこんなにも本気でサッカーに打ち込める時期は来ないかもしれません。なので、私は、ああしておけばよかった、こうしておけばよかったなどと後悔することの無いように、残された時間で、大好きなサッカーと全力で向き合い、真の楽しさにたどり着きたいと思います。これが、私の中大サッカー部にいる目的です。

まとまりのない文章ですが最後まで読んでいただきありがとうございました。この文章を読んで、一人でも多くの人が自分と同じような気持ちになってくれればうれしいです。

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