亡霊
志村けんさんが亡くなっていく日かが経ちました。
昭和、平成と笑いを届けてくれた巨星は
今はもう星になったのです。
なのに……
この国のテレビジョンは、そう簡単に星にしてくれません。
毎週末には動物と戯れる巨星がテレビジョンに映り
国営放送には普段は見れない役者を演じる巨星が映る。
旅立ちを悲しむのは良い。
彼の人を尊ぶのも良い。
ただ、それを番組作りにおいて見世物にしてしまってる気がして心苦しいのです。
亡くなったって報道は老若男女が認識してるはず。そして、小さな子供も『志村けんさんが死んだ』って云う事は知っているだろう。
じゃあ、その子供が『死』について理解できているのか?
子供からすれば
『志村けん死んだけどテレビに出てるから、いつか会えるかな?』とか
『志村けん生き返った!!』
とか考えちゃうんじ無いか?
covid19の煽りで、新たに収録出来ないのもわかるが、それに負けないよう、死者に頼るような番組は減らして欲しいものです。
追記
コテンラジオのヘレンケラー回を聞き、さらに自分の考えに確信持ちました。
「幸せの扉が一つ閉じるとき、別の扉が新しく開く。しかし、私たちは閉じた扉を眺めているだけで、新しい扉を見ない」
まさしく!!
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