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『すばらしき世界』を観る

アマゾンプライムで「望み」を観た影響か、気分転換に選んだ映画が、またもヒューマン系でした。

「望み」はかなり重い内容で、登場人物それぞれの立場から考えさせられ、涙が溢れて止まらなかった。思いっきり泣ける材料が欲しい心境でしたので、観た後はかなりスッキリ(*'▽')。。。

さてさて、「すばらしき世界」ってなんだろう。人生の大半を刑務所ですごしてきた主人公の元殺人犯 三上。父親の顔も知らず、母親には捨てられ、養護施設を飛び出してからは、やくざにの下っ端でなんでもした。気性の荒い性格で刑務所の出入りを繰り返す。真っ当に働いて生活するという意識は皆無に等しい。というか、自分には無理だ思っている。簡単には堅気の世界には戻れないってやつ。

真っ当に生きる。とはどういうことか、、、てことになるんだけど、三上にとっては、労働したお金で生活し、人に迷惑をかけない、争いごとを起こさない、カーッとなっても感情的にならずグッとこらえる。間違ったことに真正面にぶつかるばかりが正義ではない、我慢ということなんだろう。

コツコツと人生を積み重ねてきたものだけに「すばらしき世界」が待っている?この世の中、どんなに苦しいことがあっても、真っ当に生きていれば、「すばらしき世界」が待っている?

んー、そうなのかな、そんなことでもない気がするよ。人に迷惑をかけちゃいけないけど、我慢ばかりが人生じゃない。たまには(?)衝突してなんぼやろ (笑)真っ当の度合いも違うけど、ちゃんとするのって結構大変( ;∀;)

毎日グダグダでも「すばらしき世界」は今日のこの青空にも広がって見えるしね。


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