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面接の思い出(1)

こんばんは。
自己紹介を兼ねて、転職時の面接の事を書いてみたいと思います。

自己紹介にも書きましたが、私は、2度転職しています。2度目は、家業を継ぐための転職ですので、面接も何もないですが、1度目の転職は、実質3社面接をしました。

転職前はベンチャーに所属、在勤中に従業員が自分一人になるというビックリするような状況になってしまいましたし、結婚も考えていましたので、取り急ぎ、転職サイトに登録をしました。

当時、システム系の知識を持っていましたので、

システムエンジニアとなるか
社内SEとなるか
上流工程のコンサルになるか

なんて漠然と考えてそれぞれ3業種、各1社、転職活動を開始しました。

今回は、面接という部分に焦点を絞るので、この辺りの話はまた別途。

面接は、各社本当に面白かった…。

私自身、ベンチャー在籍時には、1人で大手団体に教育指導をしていたという自負もあったし、ベンチャー時に自分で仕事を取ってきたという自信もあったので、面接時には鼻っ柱も強かった気がします…。

今思うと、自分で仕事をとってきたなんておこがましく、同級生の友人が私のベンチャーでの現状を見るに見かねて仕事をくれただけ。ほんと友人のお陰なのに、訳の分からない自信を持って居ました…。

で、面接ですが…。

一番最初に、上場を目指す企業の社内SEの面接を受けました。

最初はしぶーい感じで担当者と面接していましたが…。

担当者から

「社内システム構築って何が大事だと思う?」

と聞かれた際に、

「ユーザが簡単に導入・使用できるシステムが大事で、ユーザに使われないシステムはただのゴミですね」

なんて、偉そうに紅の豚みたいな事をマイルドに言ったら…。

「そうなんだよ!」と急に明るい顔になり、面接なのに打ち解けて盛り上がってしまいましたw
終わりの頃には、

「君はゴルフやるかね?うちはゴルフできる環境もあるので、一緒に行こうよ!」

と言ってくれました。
今思うと、なんで面接でゴルフの話になったのか…、
面接というよりは、営業しに行った感じ…!?

多分、外部のベンダーさんから色々な使えないシステムを勧められていたりとご苦労されていた様で、共感して頂いた様でした。

「もう入社しなよ」

とまで言ってくださいましたが、「やはりあと2社受けており、話を聞かずに断るのは失礼なので、お時間をください」と伝えたところ、納得して頂き、待ってくださるとのことでした。
今思うと偉そうなこと言ってるなと…。

最終的に、この企業さんはお断りし、コンサル企業に入社したのですが…。

本当に担当者さんには面接時に良くして頂いたし、他社の面接も待って頂いたので、お断りの際に、担当者さんに菓子折持って会いに行きました。そして、顔を合わせてお詫びと感謝の気持ちをお伝えしました。

担当者さんからは、快く「がんばってね」というお言葉を頂きました。本当に良い人だったなぁ〜。

面接から数年後…。

入社したコンサルのチームが、プロジェクトでこの企業に行くことがあり…。企業側担当がこの面接担当者だったらしく…。

担当者さんから

「お宅の会社にワタシ君という方が居ますよね。よろしくお伝えくださいね」

と好意的に伝言を頂き、プロジェクト的にもコンサル内の社内営業的(社内評価的)にも、とても良い結果になりました。

一時期、ネットで内定を断る際に顔を合わせて断るか、電話・メールで断るかという議論がありましたが…。

そんなこと、人の意見など参考にせず、自分で決めれば良いと思ってますが…。

私自身は、お会いしてお断りした行為が、数年後、こんな感じで繋がるんだという驚きがありました。

すべてに誠意を持って対応する重要性を改めて感じるとともに、もうウン十年経ちますが、その担当者さんには改めて本当に感謝致しました。

袖振り合うも他生の縁といいますか…。
地球って狭いね。

今日はここまでw

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