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【日記】初めての保育参観

おはようございます、ちゅるぱんです。

2019年2月に第1子を出産し、今年4月に小売業に転職をし、毎日とあるブランドのお店で、毎日楽しく手紡ぎ手織りのインド綿(カディ)のお洋服をお届けしています。店舗で働いているため、土日のどちらかor月に2回土日両方は夫が1歳9ヶ月になる娘をワンオペで見てくれているという家族の多大なる協力の下、育児と仕事の両立をしています。

昨日は、保育園に入園して初めての「保育参観」でした。

保育参観日、色々と感じたことがあるので、あえて個人的な日記に書かずにnoteで記録をしたいと思います。

まず、前提として、娘は0歳〜2歳まで全員で5-6名しかいない小規模の認可保育園に通っています。今回の保育参観は、コロナの影響もあり、児童ごとに希望日を記入し、1日1家庭で予定が組まれているものでした。そして、コロナの影響もあり、参観できるのは「両親のどちらかのみ」と案内を受けていました。

我が家は、夫がとても育児に協力的ということもあったのと、「両親どちらかの参加」っていうのは、なんだかおかしいんじゃないか?2人で育児をしているわけだし、2人で子供の成長を見るべきではないか?と思い、両親での参加を希望し、夫と私で休みを合わせて参加をしました。

参観日当日。
夫は少し仕事があり、7時半頃に家を出てカフェへ。娘は、この日、私がお休みというのもあり、いつもより少しゆっくりめに登校。娘は「今日のママ、いつもと違ってゆっくりしているからお休みかしら?」と空気を察したようで、「保育園行くから靴はこうか!」と言うと何も反応せず...。そこで、「ママとお散歩行く人ー!?」と言うと、「はーい!」と元気に返事をして、玄関に来てくれました。その後ご機嫌でマンションの1階へ。でも、エレベーターを降りると、いつもの保育園へ行く側の出口には行きたがらず、「こっち」と反対方向へ行きたがります。
(「あれ?もしかすると、今日はママとゆっくり過ごしたいのかも?」)と思いつつ、保育園につれていかないといけないので、心を鬼にし、抱っこをして保育園へ。

保育園へ行き、担任の先生に娘を受けわたすと、表情を曇らせ、じっと私の方を見て、だんだんと下の唇が出てへの字になり、今にも泣き出しそうな表情。そして、意を決してその場を離れると、大声で泣いてしまいました。
0歳の育休中から、私に用事がある時や、私が少し休みたいときに時折一時保育に預けていた娘さん。たまに預けていたので慣れていたのか、4月の入園時も最初から泣かずに登園していました。入園以来、あれだけ大声で泣いたのは初めて。日々、私が土日も仕事で会えなかったりするので、今日は2人で遊びたかったのかも、、、とキュッと胸を締め付けられました。

一度自宅に戻り、10時に夫と2人で再び保育園へ。
保育園の入り口のドアには画用紙が貼ってあり、人の出入りを見えなくしてあるので、画用紙の穴から約30分ほど娘の様子を見ました。

今日は朝から泣いていたので、いつもより少しテンションが低めな娘さん。
のぞいた時は、壁際にみんなと座っていたのですが、一番右端で声も出さずに先生の紙芝居?を少し冷めた感じで聞いています。紙芝居?から『だるまさんと』の絵本になると、好きなセリフがあるのかそこでようやく少しずつ笑顔が見え始めた娘さん。(我が家には『だるまさんと』の絵本はないのです)その後、2歳の男の子から年齢順に名前を呼ばれて、椅子のところへ。「年齢順で呼ばれるんだ」「この時から、先輩、後輩的な概念が生まれるのかしら?」という発見。そして、ちゃんと自分の椅子のところへ行くんだと言う発見も。

全員が椅子に座ると、先生が前に出て、
「手を叩きましょう」などを、先生の歌に合わせて、机や床を叩きながら、みんなで歌います。
他にやっていた手遊びは、「だいじょうぶ?ズコッ!」

最近、娘が「どうしたの?だいじょうぶ?」と言ってきたりしていたので、どこで覚えたのかな?と思っていたんですが、この手遊びだったようです。

手遊びでみんなの緊張がほぐれたところで、先生から
「今日は「イチ」が二つで11がつ。「イチ」と「ハチ」で18にち。すーいすいすい、すいようびです」
と、今日の日にちの説明。
ちゃんと毎日今日は何日とか説明してくれていること、ということは、娘も○月○日というのは何となくわかっているのかも?という発見。

保育園で使っていた日にの日めくり、我が家にも欲しいなと思いました。

そして、その後、当番の発表。
今日の当番はうちの娘。先生が、「今日の当番はだれかな?」と似顔絵を見せて言われると、みんなが大声で「○○ちゃーん!」とうちの娘の名前を呼びます。名前を呼ばれると、「はーい!」と言って前に出る娘さん。

先生に「何歳ですか?」と言われて、マイクを持って、「1さいになりました」と答える我が娘。当番は、シールをみんなに渡すという仕事があるのですが、それをしっかりとみんなに「はいどうぞ」と渡していて感動。

その後、みんながカレンダーにシールを貼ると、それを回収して、今日のお当番の仕事は完了。

その後は机と椅子を片付けて、
先生がダンボールと紙で作ったお芋で「うんとこしょ、どっこいしょ」とお芋堀ごっこ。このお芋堀の時、娘さんは自分のリュックのベルトが気になってお芋ほりどころではなく、ベルトに夢中、、、。先生がベルトを外そうとすると怒るそぶりも。

お芋の後は、
「歩こう歩こう」「おうまの親子」などを歌って思いっきり体を動かして遊びました。体を動かす中で、飛行機のポーズをして走り回ることもあり、最近娘が飛行機のポーズをすぐするのも、これが影響していたのかな?という発見も。

見学の後は、園長先生、担任の先生と面談。
娘の成長過程を整理してくださいました。

4月: 入園。パパママがお仕事に言っても泣かない娘。
    少し感情を抑えているところもあったようで、先生としては
    もっと感情を出してもいいのにと少し心配されていたよう。
5月: 少しずつ保育園にも慣れてきた頃。
6月: この頃から先生にも「抱っこ」と自分の要求を伝えるように。
     6月の終わり頃からはお昼寝も2時間寝れるように。
    先生に安心感を持ってくれた証とのこと。
7-8月:8月の終わりに夏休みで家族で南伊豆に言ったり、1週間
     ゆっくり家族と過ごした後、ものすごく言葉を話すように。
     家族との時間が娘の表情にも良い影響をもたらしたとのこと。
9−11月:家族とハイキングなど行った後はとても良い表情をしている。
      お友達と手を繋ぐことも好き。
      前までは一人で遊んだり、他の子のおもちゃを取ることが
      あったけれど、「かして」「はいどうぞ」とできるように。
      自分の要求や感情をもっと表現できるようになってきた。
      手遊びするよりも、お歌を自分で歌うことが好き。


その後も、今の子育てで気になることなどをお互いに共有。
ここでは、夫が色々と気づいたことを先生に話してくれて、
「本当に娘のことをよく見てくれているなぁ」と感心と感謝の気持ちで
いっぱいになりました。

保育参観で感じたこと

たった30分の保育参観だったけれど、感じたことは

・保育園でとてもたくさんのことを吸収しているということ
・保育士の先生方が愛情を持って一生懸命接してくださっているということ
・保育士の方々のお仕事に改めて感動。娘を、娘の命を安心して預けることができる場所があるからこそ、私も安心して働いていられる。自分自身も、日々「人に感動を与える仕事」「人を笑顔に幸せにできる仕事」をしたいと思っているけれど、保育士さんのお仕事は、本当に世の中のインフラ的存在で、なくてはならない仕事で、「人に感動を与える仕事」であるということ。
・みんなで遊ぶのも楽しいけれど、親といることが娘にとって一番安心でゆっくりできる場所であるということ。
・土日は夫の方が私より子供と向き合っているので、夫の方が私よりも子供のことを知っている部分が多い。私自身、仕事も楽しいけれど、もう少し意識して子供との時間を作った方がいいなということ。



参観の途中、娘の成長と保育士の先生方の愛情を感じ、感動をして涙が出てしまいました。娘をこんなにしっかり見てくださって、一緒に成長を喜んでくださり、本当に感謝の思いでいっぱいになりました。

実は、最近私は仕事が楽しくて残業がしがち。といっても残業して7-8時間くらい勤務なのですが、1時間以上残業してしまうとお迎えにいけなくなるので、お迎えは夫頼み(送りは私)。
土日も出勤で、子供との時間は夫の方が圧倒的に取れている状況。
ここ1ヶ月は、「ママいやだー」と言われたり、
私がご飯を上げようとすると「ママややー。パパー」
と言われたりと結構堪える場面が増えていました。

保育参観後も夫と3人で病院へ連れて行ったのですが、その時もパパべったりで、私が絵本を読もうとすると「パパー」と言って、もはや私という存在はあまり意味がないんじゃないか?とショックを受けるくらいだったのです。

子供というのは正直で、しっかり親のことを見ている。
どうやって自分と接してくれているのかを見て、感じている。

今、私は昨年1年間の育休を終え、自分がずっとやりたかった仕事に出会えて、仕事的にはとても楽しい時期ではある。けれども、家族との時間やそこで生まれる愛情や関係性というのは、一生続くもので、お金では絶対に買えない無形のもの。もちろん、子供との成長過程によって、親との関係性も変わってくるだろうけど、仕事で楽しい中でも、今一度家族、子供と向き合う時間をしっかり作っていかないといけないな。と改めて感じました。

参観の帰り際、担任の先生から言われた言葉。
「お母さん、最近「ママいやー」って言われるっておっしゃっていましたけど、私も2歳から子供預けて働いていたので、その気持ち分かります。大丈夫ですから。頑張っていきましょうね」
この言葉に涙が出そうになった。

これからも子育てだったり、仕事との両立だったりで笑ったり悩んだり色々あるかもしれないけれど、その時その時の状況、事実を受け止めながら、課題を認識して、夫と娘、家族、周りに感謝をしながら、その課題に対して
工夫をしていきたいなと思います。

娘さん、夫さん、本当にありがとう。

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