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月刊『中医未病19年11月号』小児科専門医の子育て奮闘記♯113「歯科定期メンテナンスの日の楽しい出来事」

今まで色々な歯科医にかかって、やっと診療技術も人柄も安心して受け入れられるところを見つけた
少し遠いが、熱心に診療してくださって、歯のトラブルに悩まされることはほとんどなくなった

だが最近、親知らずがズキズキと痛む

虫歯か?
少し生えた親知らずは歯茎にあたり磨きにくく出血もときどきあり、赤く腫れていた
定期検診を早めて受診した

診てもらうと、痛みは親知らずの痛みだそうで
親知らずの磨き方など教えてもらった
健康な歯を維持するのは本当に大変だ

歯科医院へ行く際、ちょっと早く着いてしまい、近くの公園のベンチに座っていた
すると、お散歩している幼稚園児の一行がベンチのそばを通った
先頭は引率の先生と園児の1人が手を繋ぎ
その後、園児2人ずつ手を繋ぎ後ろに続く
最後尾は先生と園児
女の子はピンクの帽子
男の子はブルーの帽子
道草をしようとしたり、列から外れそうになる園児がいたら
先生)まっすぐに前を向いて歩きましょう!
ぐちゃぐちゃですよ、前のお友達の後ろに並んでください!
と声がかかり、園児たちは整列しながら歩いていく

私のそばを通る時に、先頭を行く先生が
こんにちは!と大きな声で挨拶をしてくださった
すかさず
私)こ、こんにちは!

すると後ろに続く15人くらいの園児たちが
私のそばを通る際に次々と

こんにちは!

こんにちは!

こんにちは!



15人のこんにちは!に、私もその都度答え、可愛らしい一行を見送った

ちょっと小恥ずかしい感じはしたが
元気な園児たちにとても癒された

歯科診療を終えて、最寄りの駅まで帰ろうとすると、またあの一行に遭遇
どうやら、30分かけて園周囲のお散歩をしてきたようだ
帰り道はすれ違いざまに、14-5人の こんにちは!の挨拶に応える
先ほどと違い、一回挨拶すると4人の園児とすれ違うので、ちょっと省エネ。代わりに大きめに会釈をして対応した
何人かの子供は、あれ?この人見たことあっ、、と思いながら数秒のうちにすれ違う表情が見受けられ、なんともいえず可愛かった!

こんなに外で大きな声で挨拶をしたのは、何十年ぶりだろうか?

なんだかとても気持ちがいい

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