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#被爆者

ロシアのウクライナ侵攻 広島から考える

 2月24日に隣国ウクライナに侵攻したロシアに、世界中から強い非難が集まっています。核兵器の使用をちらつかせ、原発を砲撃の対象としたプーチン大統領に、被爆地広島でも、被爆者やウクライナ出身の人たちが抗議の声を上げています。中国新聞の記事を基に、ウクライナ侵攻を広島から考えました。(構成・高田果歩) ■ロシアのウクライナ侵攻とは ロシアは2月24日、「自衛目的」としてウクライナに侵攻しました。プーチン大統領は、米英主導の軍事同盟NATO(北大西洋条約機構)の東方拡大などについ

被爆者の足取りをたどりたい。東京の学生2人が広島へ【前編】歩いて感じたあの日

 2021年10月に96歳で亡くなった前広島県被団協理事長、坪井直さんの被爆当時の足取りをたどってみたい。そう思った東京の20代2人が11月、広島を訪れました。2人は何を感じたのでしょう。そもそも2人が広島に来たいと思ったワケとは? 記者も一緒に歩き、話を聞きました。(湯浅梨奈) 2人が広島を訪れた理由 広島にやってきたのは、核兵器廃絶を目指す活動に取り組む若者グループ「KNOW NUKES TOKYO(ノーニュークストーキョー、KNT)」の共同代表の慶応大3年高橋悠太さん

被爆者の足取りをたどりたい。東京の学生2人が広島へ【後編】「意識高い系」と言われても

 坪井直さんの被爆当時の足取りをたどった慶応大3年の高橋悠太さん(21)と上智大2年徳田悠希さん(20)。2人は、核兵器廃絶を目指す活動に取り組む若者グループ「KNOW NUKES TOKYO(ノーニュークストーキョー)」(東京)のメンバーです。キラキラな東京でキャンパスライフを送る2人が、どうして平和活動に取り組んでいるのか、その理由を聞きました。(湯浅梨奈) 徳田さんの場合。きっかけは中学の修学旅行 東京都練馬区出身の徳田さんは、広島と縁もゆかりもありません。それでも今